★オーバーの肩の落ちしが身に安し 正子
ゆったりとしたオーバーが暖かく身体を包んでくれます。寒い冬も心はほかほかしてきて安らぎます。(井上治代)
○今日の俳句
花束の中より散らばる実千両/平田弘
正月用の花束であろう。実千両も束のなかに。その花束より千両の実がこぼれて散った。その驚きと、その可憐な実の鮮やかさが印象的で、心が軽い。
○2011年回顧
▼高橋信之先生(花冠創刊者)喜寿お祝/5月28日
http://blog.goo.ne.jp/kakan115/
▼インターネット俳句センターアクセス百万回達成/8月24日
http://kakan.info/km/2011/11/10.doc
▼イギリス俳句の旅/9月19日~26日
http://kakan.info/01/c/eng2011/
▼花冠俳句フェスティバル2011in大阪/11月26日~27日
http://blog.goo.ne.jp/haiku_festival
○高橋正子の俳句日記をお読みいただき、ありがとうございます。このブログが連続ランク入りを果たすほど多くの皆さまお訪ねいただき、感謝しています。「生活する花たち」にも、「花に表情があって、きれいだ」とおほめいただきました。花の表情をとらえることが、花を撮るたのしみとなっています。来年もいろいろと歩いて花を見つけたいと思います。
今年は、花冠では、ツイッターとフェイスブック句会を開始し、5月には信之先生の傘寿のお祝いがあり、8月24日には、インターネット俳句センターアクセス百万回を達成した。
私的には、震災の翌日長男の結婚式があった。9月には句美子とイギリスへ出かけ、11月には琵琶湖、大阪へと出掛けた。12月には、東海道53次の戸塚藤沢間10キロを歩いた。ブログに載せる「生活する花たち」もカメラを新しくして、少し写すコツがわかってきた。クリスマスには、iPad2をプレゼントされたが、これが前進の一歩かもしれないと楽しみにしている。
皆さま、よいお年をお迎えください。
○百両
冬になると、赤い実をつけた植物が多くなる。庭にあるものでは、万両、千両、百両、十両、と揃って見られることもある。こういう我が家の庭(四国に住んでいたころのことだが)にこれらが全部そろっていた。十両はやぶこうじのことで、木の下の苔が生えているところに植えていた。もとは、山に出かけてとってきたものを植えたが、丈が低くて、地面に近くに実を付ける。普段着感覚の実物で冬の庭が楽しくなる。
横浜当たりの山には、万両がよく生えている。千両は山で見かけたことはない。百両もない。万両、千両、十両があれば、あとは、百両があればそろえたいという人情に駆られて、植木屋さんにもってきてもらった。
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