12月28日(火)

★年逝かす蘭の華やぐ丈見上げ  正子
鉢植えの大きな洋蘭なのでしょう。その華やかな存在感に、あらためて一年を回顧する思いがかきたてられるようです。(藤田洋子)

○今日の俳句
一しきり霰の音を硝子戸に/藤田洋子
急な冷え込みに、霰が一しきり降り、硝子戸を叩く。家居の静かさを驚かす天気の荒れに、冬の緊張がある。「一しきり」が詩情を生んだ。(高橋正子)


コメント

  1. 藤田洋子
    2010年12月26日 23:12

    お礼
    正子先生、「霰」の句を今日の俳句に取り上げていただきありがとうございます。

    ★年逝かす蘭の華やぐ丈見上げ 正子
    鉢植えの大きな洋蘭なのでしょう。その華やかな存在感に、あらためて一年を回顧する思いがかきたてられるようです。