曇り、時々雨。冬至。
蛇口より湯が落ち打てる冬至柚子 正子
石鹸の匂いまさりぬ冬至の湯 正子
コンロ一つは冬至南瓜が煮えており 正子
●信之先生を散髪に連れ出す。寒い日で、正午過ぎ。こんな日のこんな時間は、たぶん人が来ていないだろうと思って。運よく、一人いたが間もなく終わるところだった。理髪店にはセザンヌだの、陶芸展の案内状だのが飾ってある。聞けば、女性の理髪師さんだが、美術や陶芸が好きだとのこと。六本木の国立新美術館の美術教室で予約なして教えてもらったりもしたそうだ。昔は社員寮や社宅があって、土・日は人を雇って三大の椅子をフル回転してやっていたとのこと。今も別の店が日吉駅前にあって、ご主人がやっているそうだ。この辺、社宅があったところに大型マンションが立ち並んできた。
●冬至なので南瓜を炊く。コンソメスープに厚切りベーコンと南瓜を入れて洋風に炊く。ローズマリーがあればなおよかったが、なくても。とてもおいしい。黍砂糖をほんの少し入れた。
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