晴れ
すとんと日の落ちて冬至のうす暗さ 正子
冬菊のつやめくものが供華の束 正子
●冬至。明日11時からお寺で寿餅会があるので、今日花を買っておく。明日は元が来るとメールがあった。
●賞品の葉書に書く句を練習。法隆寺の墨を磨るがなかなか濃くならない。筆ペンはいつものが無くて買わないでいる。
はじめの四句は今年角川大歳時記に採録された句。
鉛筆を削る木の香の春めくを 正子
受験子の髪ふっくらと切りそろう 正子
水に触れ水に映りて蜻蛉飛ぶ 正子
ストールをひらりと剥いで吾にもどる 正子
夏
衣更えて夫さわやかに旅立てり 正子
運河ゆく汚れし船もみな涼し 正子
秋
尾瀬
山小屋の湯にいて秋の笹の音 正子
冬
冬星をひとつ連れ行く海の航 正子
コメント