★冬鵙の囃すは水照る向こう岸 正子
冬の川がきらきら輝く向こう岸から冬鵙の甲高い声が響いてきます。冬鵙の声を囃すととらえたところに正子先生の感性がうかがえ、いい句だと思いました。(井上治代)
○今日の俳句
冬鵙に雲一片もなかりけり/井上治代
一片の雲もなく晴れ渡った空に、けたたましいはずの冬鵙の声が、のびやかに聞こえる。(高橋正子)
○花冠2月号の校正を印刷所にファックス。裏表紙は俳句界の版下が届かないので、花冠ブログ句会の月間賞の句を載せる。今日、明日中には、校了となる予定。年内か、年明け早々に2月号ができそうだ。
○いよいよ年の瀬。我が家にホームベーカリー登場。家電はおもちゃの延長のようなものらしく、娘がパナソニックのホームベーカリーとパンミックス粉を買ってきた。午後7時29分に粉と水、ドライイーストをセットして、11時29分にできあがりとなる。夕食後待つこと正確に4時間。出来上がりは電子音でピーと鳴って知らせる。ミトンをはめて内釜ごと取出し、パンを網に載せて冷ます。完全に蒸気が抜ける必要がある。出来上がったパンは、もちろん今朝の朝食となった。スライスすると、そん色なくできている。味はいい。クラストもうすいので、トーストするとカリッとして食べやすい。初回は娘が作ったが、今後は、だれがパン当番になることか。炊飯器程度のすごく簡単な操作なのだが。
○昨日の土曜日、パンを買いに行った途中で、野菜市で信之先生が買ってきたものは、葉つき人参、柚子、さつまいも。人参の葉は、てんぷらにした。残りの葉は今朝電子レンジで3分加熱して乾燥させ、ちりめんと塩少々を入れてふりかけに。
余談だが、塩少々というのは、親指と一指し指でつまめる量。塩一つまみというのは、親指、一指し指、中指でつまめる量と区別しているらしい。
○息子夫婦が夕方柚子をたくさん持って急に立ち寄る。冬至の柚子湯に使うように持ってきたという。することが、親子反対のような気もするが、われわれも年とったか。柚子湯に入る習慣はよいものだ。
コメント
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冬の川がきらきら輝く向こう岸から冬鵙の甲高い声が響いてきます。冬鵙の声を囃すととらえたところに正子先生の感性がうかがえ、いい句だと思いました。
お礼
正子先生
「冬鵙」の句を20日の句にお取り上げいただきうれしい句評をありがとうございます。コメントのみ書きお礼が遅くなり申し訳ありません。最近ぬけていることが多く年のせいかなと思います。