12月15日(木)

★跳躍の真紅の花のシクラメン  正子
シクラメンの花は、翼にも炎にも似て、美しいダンサーのようです。特に真紅のそれは、この真冬によくぞ咲いてくれた、と拍手をおくりたくなるほど。その姿から「跳躍」という言葉を見つけられた、正確さに驚きつつ、共感いたします。(川名ますみ)

○今日の俳句
冬晴れて登ることなき山のぞむ/川名ますみ
冬晴れに高い山が望める。その山に自分は決して登ることはできないが、その山の姿のすばらしさに、登ることはかなわないが、せめて心だけでも登ってみたい思いや憧れがある。

◇生活する花たち「椿・水仙・栴檀の実」(東海道53次/戸塚宿~藤沢宿)


コメント

  1. 川名ますみ
    2011年12月24日 21:44

    お礼とコメント
    正子先生、「冬晴れて」の句を掲載下さいまして、ありがとうございます。当時の心境を思い出し、気持が落ち着きました。

    跳躍の真紅の花のシクラメン  正子
    シクラメンの花は、翼にも炎にも似て、美しいダンサーのようです。特に真紅のそれは、この真冬によくぞ咲いてくれた、と拍手をおくりたくなるほど。その姿から「跳躍」という言葉を見つけられた、正確さに驚きつつ、共感いたします。