晴れのち曇り
秋の灯を点し円環の観覧車 正子
乗り換えし電車の座席秋温し 正子
駅出口スタジアムへと秋澄みぬ 正子
●新横浜駅に行った。手元にEX予約というカードがある。何回か使ったが、旅行しなかったので、長く使っていない。ネットで調べるがやり直してくださいとのみ。これが使えるものかどうか。駅員に調べてもらうと、問題ないという。新幹線に乗るのさえ、知識を更新しなくてはいけなくなっている。
駅ビルに来たついでに、ビルを見物。三省堂が有隣堂になっている。高島屋はとっくに撤退して、喫茶店と弁当を売る店が圧倒的に多い。ロフトやユニクロやレストラン街を見て歩く。
ロフトを見ていて、来年の干支のガラスの蛇の置物を見つけた。裾に紅梅の絵付けがしてある。そこに金粉がいれてある。ガラスなら、蛇でも可愛らしさがある。
輸入物のクリスマスカードがあった。よさそうと思ったが、もう少し色々見て買うことにした。クリスマスカードを贈って、誰が一番喜ぶかというと、谷間にいる男性。忘られかけている人たち。遠い眼差しで、巷のクリスマスの賑わいを傍目にみている人たち。こういう人たちに、時期が合えば、句集のお礼などにクリスマスカードを贈る。花冠の1月号を送るときに挨拶に入れておく。そうすれば、目が覚めたように、喜びのまさかのお礼状が来る。贈らせていただけて、こちらも楽しんでいる。
●1月号に載せる「リルケと俳句と私」は、第一部「リルケと私」だけを載せる決心がついた。手を入れて思い残しがないように書き直す。第二部の「リルケと俳句」は、次号の七月号に載せることにした。何かに間に合わせようとして、急ぐ癖がある。そういう考えは止めなければいけない。
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