広島福山
★亥の子の子らまた坂道を上の家へ 正子
稲の収穫祭として、特に西日本で盛んに行われている亥の子の行事。坂道を上りながら、一軒一軒巡り、藁で縛った石で地面を搗く子どもたち。初冬の風物詩として受け継がれる、子どもたちのあたたかな情景に、懐かしい故郷の地への、作者のしみじみとした望郷の念もふと感じられます。(藤田洋子)
○今日の俳句
丘登る落葉いろいろ踏み鳴らし/藤田洋子
落葉を踏んで丘を登る晴れ晴れとした楽しさがよく表現されている。「落葉いろいろ」に、落葉の様々な色、また音はもちろん、落葉を落としたいろんな木が想像できて楽しい。
コメント
お礼
正子先生、今日の俳句に「落葉」の句を取り上げていただきありがとうございました。いま落葉盛んな総合公園です。
広島福山
★亥の子の子らまた坂道を上の家へ 正子
稲の収穫祭として、特に西日本で盛んに行われている亥の子の行事。坂道を上りながら、一軒一軒巡り、藁で縛った石で地面を搗く子どもたち。初冬の風物詩として受け継がれる、子どもたちのあたたかな情景に、懐かしい故郷の地への、作者のしみじみとした望郷の念もふと感じられます。