11月12日(金)

 松山持田
★入学せし門は閉じられ冬紅葉  正子

○今日の俳句
花土を購いおれば冬ぬくし/黒谷光子
花を植えようと、花土を買っていると、冬なのに暖かいことよ。ふかふかの土に花もよく育つことであろうと、思いが走る。「冬ぬくし」の温かみがよく伝わってくる。(高橋正子)

○毎日新聞社の隔月刊行俳句雑誌「俳句αあるふぁ」の2010-11/12-1月号に信之先生の俳句が掲載され、雑誌が送付された。
光の歳時記で、1月7日の句として掲載。<わが影の付き来て楽し寒き日も/信之>の句で、コメントは「光があれば、必ず影があります。歩くと、どこまでもついてくる自分の影。それだけで楽しく、心あたたまる気分になります。どんなに寒い日であったとしても。」俳句の通りの、ひとつも余計な解釈がありません。たしかにその通りのコメントをいただいています。


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