NEW11月12日(水)

曇り、ときどき晴れ
林檎はいつも赤を太初の色として  正子
冬の朝ひとりの家の鍵を開け    正子
冬となり花の色澄む百日草   正子

●「俳壇」の編集長さんから、「編集室」の原稿の校正ゲラが届く。字数の制限で、「臼田亞浪」とするとことを「亞浪」とだけしていたが、「臼田」を入れてはと提案がある。「臼田」を入れてもらった。2字ぐらい入るかもしれない。すぐに返信する。校了。12月14日発売の1月号に掲載される。

●午後日吉まで。用事を済ませ、丸善でゆうまくんの絵本を2冊買う。行きは電車、帰りは丘を越えて歩いて帰る。商店街の中央通りから松の川緑道を通り、丘を越えて帰る。紅葉した木はところどころ。尾長が鳴いている。
近所の南日吉商店街まで来ると、呉服店が店じまいのセール中で、シャッターが半分下りている。中では、婦人たちがお茶をしている。常連のお客さんたちが閉店を惜しんでいるようでもある。50年続いた店で、制服をあつかっている。いつも洋服が店からあふれるほど吊るされている。それでいて、ちゃんと試着室があるんだと、若い男の子が笑って話していたのを思い出した。彼は、多分、入学のために制服を試着したのだろう。

●朝9時から散文原稿の推敲。3時間で休憩。午後すぐ推敲に入る予定が、用事ができて、夜になった。日吉に出かけた帰りに歩いて帰ったので、少し疲れ気味。胃腸炎からの回復が完全ではないのかもしれない。歩いたのは推敲の仕事を考えれば、失敗。夕食後、一眠りして、夜中推敲。
これだから、作家は胃を悪くするのだろうと思いつつ。


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