★夜は軒陰に白菜星をほしいまま 正子
大気澄む冬の夜、ひときわ輝きを増す星の光に、軒陰にある白菜がぽっと明るく白く目に浮かびます。昼は日の光、夜には星々の光を存分に浴びて旨みを増す白菜。冬夜の静けさに詩情豊かな時間が流れます。 (藤田洋子)
○今日の俳句
参道の一樹一石落葉踏む/藤田洋子
落葉の積もる参道の一樹一樹の姿を見上げ、踏む道の石一つ一つの具合を確かめつつ登る。伽藍へと導く参道がそうさせる。「落葉踏む」が手堅い。(高橋正子)
○新横浜へ下見に信之先生と。新横浜駅ビルの正面を出て横浜スタジアムに行く通りでもあるレンガ通りのスタバによって、珈琲とクッキーを摂る。レンガ通りをまっすぐ進むと、鶴見川の支流の鳥山川に架かるさんかく橋に出る。橋のたもとが新横浜駅前公園。さんかく橋の川向こうには、横浜労災病院が見える。川土手を歩き、鳥山川と鶴見川の合流点に来る。さらに川土手を歩き、新羽橋までくる。新羽橋を渡り、地下鉄新羽駅から帰路に着く。帰宅は2時前。川土手には、白鷺、鶺鴒。たまに青鷺。桜紅葉、百合の木の黄葉が一番きれいなころ。
○帰宅後、1月号の選句。今月は14日をめどに編集を終える予定だが、18日までかかるかも。
○コンテストの仕事が尾を引いて、小さい緊張が続くせいか、精神、秋晴れのようにいかず。夜中2時半ごろまで雑事の整理。
コメント
お礼、コメント
正子先生、今日の俳句に「落葉踏む」の句を取り上げていただきありがとうございました。丹原町番外寺の興隆寺は紅葉の名刹でもありました。
折々の、正子先生の身近な場所の散策や吟行記など、いつも楽しませていただいてありがとうございます。少し足を伸ばせば豊かな自然や動物にふれていいですね。コンテスト前後、何かとお忙しいことと思います。寒くなってきましたし、くれぐれもお体お気をつけください。
★夜は軒陰に白菜星をほしいまま 正子
大気澄む冬の夜、ひときわ輝きを増す星の光に、軒陰にある白菜がぽっと明るく白く目に浮かびます。昼は日の光、夜には星々の光を存分に浴びて旨みを増す白菜。冬夜の静けさに詩情豊かな時間が流れます。
お礼/洋子さんへ
白菜の句に、とてもきれいなコメントをありがとうございました。白菜漬がおいしいシーズンですね。