★日にいちばん耀くものに菊蕾 正子
秋の日の清冽な空気と陽射しに、菊の蕾の今にも開きそうな情景が想われ、露を含んでいるように瑞々しく爽やかです。「耀くもの」との措辞に、光を照り返すものではなく、菊の蕾自らが煌めきを発しているように感じられて素敵です。(桑本栄太郎)
○今日の俳句
秋澄むや新築現場の杉の香に/桑本栄太郎
新築の現場に行くと、新材の匂いがする。そのなかでも杉の香りが高くしていると、辺りが澄む感じとなる。「秋澄む」である。(高橋正子)
○コンテスト賞状と賞品発送5名。入賞者で、住所不明の方4名にメールで住所をしらせてくれるよう依頼。川柳関係は、1時間ほどで返事が全員帰ってきたので、すぐ3名に宅急便とメール便で発送。本日発送は8名。俳句関係一人を残し、賞状賞品の発送は完了。
▼第19回インターネット俳句コンテスト入賞発表
http://internet-haiku.info/contest/
○花冠12月号の発送準備にかかる。
▼花冠12月号(オンライン版)
http://blog.goo.ne.jp/kakan12/
○花冠各賞の記念品の準備にかかる。
コメント
お礼と好きな句鑑賞
正子先生
「秋澄むや新築現場の杉の香に」の句を、大変適切なる添削を頂戴し、11月1日(月)の今日の俳句にお選び頂き有難うございます。散歩ウォークの時に通りかかりました新築現場ですが、杉の香りが溢れ、心弾む活気のある光景が素敵でした。
(好きな句鑑賞)
☆日にいちばん耀くものに菊蕾 正子
秋の日の清冽な空気と陽射しに、菊の蕾の今にも開きそうな情景が想われ、露を含んでいるように瑞々しく爽やかです。「耀くもの」との措辞に、光を照り返すものではなく、菊の蕾自らが煌めきを発しているように感じられて素敵です。