10月5日(火)

★秋の星寝に就く前の大きな宙  正子
高階に秋の星々の澄んだ輝きを目にしつつ寝に就けば、大きな宇宙の闇に抱かれているような安らぎの中に眠れそうです。至福の秋の夜のひとときが、女性ならではの繊細な感覚で詠まれていて心惹かれます。(柳原美知子)

○今日の俳句
青蜜柑むけば清き香夜の畳/柳原美知子
「夜の畳」に生活実感があって、青蜜柑の匂いを「清き」だけで済まさないリアルさがよい。(高橋正子)


コメント

  1. 柳原美知子
    2010年10月5日 22:36

    お礼とコメント
    お礼
    「青蜜柑」の句を今日の俳句に取り上げて頂き
    リアルであるとのご句評を頂き、とても嬉しく
    感謝申し上げます。例年より遅い青蜜柑、早生
    蜜柑の登場となりました。

    コメント
    秋の星寝に就く前の大きな宙  正子

    高階に秋の星々の澄んだ輝きを目にしつつ寝に就けば、大きな宇宙の闇に抱かれているような
    安らぎの中に眠れそうです。至福の秋の夜のひとときが、女性ならではの繊細な感覚で詠まれていて心惹かれます。

  2. 高橋正子
    2010年10月7日 20:06

    お礼/美知子さんへ
    秋の星の句にコメントをありがとうございました。一日の仕事や家事を終え、寝につくまえには、空をちょっと見るのが、習慣のようになっていました。月や星を見上げると、広い気持ちになれます。