★いっせいに月を待つべく曼珠沙華 正子
「花は葉を見ず、葉は花を見ず」と言われる彼岸花の別名曼珠沙華は、茎のみが伸び出て一斉に咲き出しますね!。その曼珠沙華独特の生態を見事に捉えられ、「ドキッ」とする程のときめきを覚えます。(桑本栄太郎)
○今日の俳句
満天星に硬き風吹き紅葉初む/桑本栄太郎
満天星(どうだん)の木の姿を「硬き風」がよく表している。小さな葉が紅葉しはじめて、麓にも確かに秋が来ている。(高橋正子)
○曼珠沙華
いっせいに月を待つべく曼珠沙華 正子
曼珠沙華は、彼岸花ともよく呼んだ。ちょうど、彼岸のころ突然に田の畔や川土手などに咲く。色づいていく稲穂に赤が映えて故郷の風景として印象が強い。ローカル線で旅をすれば、車窓から、稲田のほとり群れ咲く曼珠沙華が見られる。旅の印象を強めてくれる。
コメント
お礼と好きな句鑑賞
正子先生
★満天星に硬き風吹き紅葉初む・・の句を先生の俳句日記にてご紹介頂き、素敵なコメントも添えて頂きまして大変有難うございます。まだ大方はみどり濃き葉ながら、その中に少しづつ真紅の紅葉を見せているものがあり、深まり行く秋を実感しました。
(好きな句鑑賞)
★いっせいに月を待つべく曼珠沙華 正子
「花は葉を見ず、葉は花を見ず」と言われる彼岸花の別名曼珠沙華は、茎のみが伸び出て一斉に咲き出しますね!。その曼珠沙華独特の生態を見事に捉えられ、「ドキッ」とする程のときめきを覚えます。