10月28日(木)

★朝はまだ木犀の香のつめたかり  正子
香りがつめたい、という表現が新鮮です。朝、戸外へ出て真っ先に木犀の香りがした、肌に当たる空気の冷たさ、それが蘇ってきます。(多田有花)

○今日の俳句
さわやかに心を決めていることも/多田有花
この句は、心にきめていることがあって、それはさわやかなものだ、というのみである。体内をさわやかに風が吹く感じだ。


コメント

  1. 多田有花
    2010年11月1日 18:23

    お礼とコメント
    「さわやかに心を決めていることも」を今日の俳句にお取り上げいただき
    ありがとうございます。何かを決めていたそれを句にしたのですが、今と
    なっては何を決めていたのか思い出せません。それでもそれによって
    この句を賜った、うれしいことです。

    ★朝はまだ木犀の香のつめたかり  正子
    香りがつめたい、という表現が新鮮です。朝、戸外へ出て真っ先に木犀の
    香りがした、肌に当たる空気の冷たさ、それが蘇ってきます。