10月21日(月)

曇り
晴ればれと秋雲焼けて朝の空   正子
菊切って手に束ねればよく香る  正子
白菊も黄菊も仏華として香る   正子

●今日は一日気温が低い。椅子にすわっていると曇りのうえ、冷えびえとしているので、朝から眠くなる。循環器の定期健診に行った。「やっと落ち着きましたね。」、つまりいろんな検査の結果が普通になったことを言われた。わが尼寺的生活も板についてきたせいかもしれない。
病院の待ち時間に『神さまの話』二話を読んだ。時間をつぶさなくてはいけないからだ。病院にはテレビはなく、壁の液晶画面には、お知らせが次々映り、真空管みたいなところから高音質の音楽が流れているだけ。花は箱に詰められたインテリアの花。スマホを見るか、本を読むか、何もしないかなのだ。あるいは、抜け出して近くの書店で立ち読みをするか、スターバックスで一杯だけコーヒーを飲むかとなる。

●「リルケと俳句について」書き始めたのが9月7日。書かなかった日のあるが、一応、ケリがついたのが10月19日。この間の文章を印刷したら、原稿用紙50枚ほどになった。整理したらもっと短くなるか、説明の補足が必要になって長くなるかだが、一つの章ぐらいになりそうだ。

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