★秋の潮満ち来る波の触れあいて 正子
満ちてくる潮を「触れあいて」とまるで人々がひしめきあって来るように表現されているのが新鮮です。潮騒が聞こえてくるようです。(多田有花)
○今日の俳句
秋野菜色々からり天ぷらに/多田有花
秋野菜の天ぷらがからりと揚がれば、目にさわやか。秋茄子のむらさき、かぼちゃの黄色などが、薄い衣を透ける色を愛でたい。(高橋正子)
○新米に青とうがらしひりひり食ぶ 正子
おそがけのふるさとの葡萄つめたかりと 正子
夢に天の川
水汲みの空に流れて天の川 正子
○コンテストの仕事。
○いただいた新米を息子におすそ分けで宅急便で送る。米の味にうるさいだけに喜ぶ。
コメント
お礼・コメント
正子先生、
「秋野菜色々からり天ぷらに」を今日の俳句にお取り上げいただき
ありがとうございます。ご句評いただきましたとおり、茄子や
南瓜の色が衣を透けて見え、その歯ざわりとともに楽しみました。
食べものは、味覚とともに視覚、触覚でも楽しむものですね。
★秋の潮満ち来る波の触れあいて
満ちてくる潮を「触れあいて」とまるで人々がひしめきあって
来るように表現されているのが新鮮です。潮騒が聞こえてくる
ようです。
新米をいただかれ、息子さんにも送ってあげられたとのこと。やはり新米の味は格別ですね。何よりのご馳走です。