イギリス・コッツワルズ
★水澄んで白鳥軽く流れくる 正子
2011年の「イギリス 俳句の旅」正子先生の紀行文を改めて拝読させて頂きました。コッツワルズは世界一きれいな街で小川も大変美しく日常的に花で家が飾られているとか。イギリスのお洒落な佇まいが見えて参ります。そんな中、豊かな水量と流れの速さ、また澄む水の流れのままにすいっとのってくる白鳥の美しさが一層浮き彫りにされ、絵を見ているようです。(佃 康水)
○今日の俳句
稲刈機噴き出す藁の薄みどり/佃 康水
稲刈機が稲を刈り進む。まだ薄緑の稲藁を吹き出しながら刈り進むのだ。まだ命の通った薄黄みどりの稲藁は、それ自体が魅力だ。(高橋正子)
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