晴れ
●飯田龍太生誕100年。主な15句。「俳壇11月号より」
(大正9年7月10日~平成19年2月25日 86歳死去)
どの子にも涼しく風の吹く日かな
一月の川一月の谷の中
白梅のあと紅梅の深空あり
大寒の一戸もかくれなき故郷
晩年の父母あかつきの山ざくら
露の土噴んで脚透くおもひあり
十月二十七日母死去
生前も死後もつめたき箒の柄
またもとのおのれにもどり夕焼中
春暁の竹筒ある筆二本
山住みの奢りのひとつ朧夜は
春すでに高嶺未婚のつばくらめ
抱く吾子も梅雨の重みといふべしや
手が見えて父が落葉の山歩く
わが息のわが身に通ひ渡り鳥
露草も露のちからの花ひらく
「好尚に思いを定めて、好きな季語で満足する作品をつくる、これも俳句上達の一つの手立て」(飯田龍太)
龍太の好きな季語は、朧(夜)、燕、雪、(故郷、父母)のようだ。清楚な美というのだろうか。
●「ひじきとおからの料理ベース」は、レシピどおりではなく自分好みに味をアレンジ。しらすを加えて温かいごはんと混ぜて食べる。食べ応えあり、半膳でも食べ過ぎ感。禅寺でいただくごとし。
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2 仲道郁代 2003
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79「かっこう」仲道郁代 2004
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79「かっこう」仲道郁代 2004
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」第3楽章 仲道郁代 2006
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