10月13日(日)

晴れ
甘藷蒸かす大きな蒸し器の時代物   正子
はらはらと塩をかけられ蒸かし藷    正子
紫蘇の実の天ぷら香るひとりの餉   正子
10月月例ネット句会
投句
日にそよぎ日に染められて曼殊沙華(訂正)
星あかり地に棲む小さきものの声
うす紅葉金の御身の九品仏
浄真寺の三品堂に祀られる御仏は全て黄金色で、外のうす紅葉を引き立てる。金の御身が良い。 (廣田洋一)

●世論調査の電話があった。いつもは電話を切るが、今日は参加した。支持政党と投票は誰にするかなど。
ガザの子どもと原爆の子を比べるのは時代が違うとイスラエルが非難。どの時代でも、どこの国でも子供は幸せであるべきなのに、なんということを。

●リルケについて少し知るうちに親しみがもてるようになったが、ここが危ないところなのだろう。一応、リルケの読み方というものがある。それを教えてもらったわけでもなく、もちろん自分の「リルケの読み方」が確立しているわけでもない。一つの本を読み、前の考えを訂正し、また別の本を読み、また訂正し、となって、結局何を知り、何がわかったというのだろう。はじめは、「リルケと俳句」についてだけ知りたかっただけ。だけれど、すべてが過程。落ち込んだのか、迷っているのか、自分ではわからないが、あまり、いい気分ではない。昨日、今日、『神さまの話』(リルケ著/谷友幸訳)を読んでいるせいかも知れない。それでどうしようもないので、ベートーベンの「皇帝」を聞く

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