10月12日(火)

★辻に出て通う秋風身にまとう  正子
辻に出た途端に風の変化を感じる。十字路に行き交う爽やかな秋の風。「身にまとう」から秋風の心地よさが伝わって参りました。(後藤あゆみ)

○今日の俳句
秋の灯の鉛筆軽し編み図引く/後藤あゆみ
「鉛筆軽し」に手慣れた作業とたのしい心持が知れ、「秋の灯」にもよい生活感があるのがよい。出来上がりを思いながら、軽やかに鉛筆を動かし、編み物の製図をする楽しい時間である。(高橋正子)


コメント

  1. 後藤あゆみ
    2010年10月11日 11:22

    お礼とコメント
    今日の俳句に「秋の灯の鉛筆軽し編み図引く」を載せていただきありがとうございます。句意ぴったりの評も嬉しく、大いに励みとなりました。

    ★辻に出て通う秋風身にまとう  正子
    辻に出た途端に風の変化を感じる。十字路に行き交う爽やかな秋の風。「身にまとう」から秋風の心地よさが伝わって参りました。(後藤あゆみ)

    駒林神社の獅子舞のお話を楽しく読ませていただきました。ストーリーのある獅子舞は見たことがありませんでした。伝統芸ともいうべき獅子舞が受け継がれていくのは素晴らしいことですね。「針を髪に」も母を懐かしく思い出します。

  2. 高橋正子
    2010年10月11日 23:12

    お礼/あゆみさんへ
    秋風の句にコメントをありがとうございます。我が家の角は、四辻になって、大きな建物もないので、どこからでも風が吹いてくる感じです。

    駒林神社は、町内の小さな神社ですが、おしゃるように、ストーリーがあって、愉しかったです。脇に老人の方が仕草を説明して、時に、横槍を入れておりました。最近の子どもには、裁縫の仕草はわからないでしょうね。

    この夏尾瀬に行ったときに、ふもとの村に神社がありまして、ここの村祭りを見たいなあと思いながらとおり過ぎました。そう行った気持ちもありまして、運よく、町内の祭りで珍しい獅子舞を見ることができました。お読みいただいて、ありがとうございます。