10月10日(月)

★パソコンを消して露散る夜となりぬ  正子
インターネットで俳句の活動を始められた頃の御句でしょうか。パソコンの画面は明るくその奥に果てしない世界が広がっています。電源を落とすと外はもう露散る夜更け。しっとりとした夜の充足感が詠まれています。(後藤あゆみ)

○今日の俳句
竹を伐る空に抜けゆく鉈の音/後藤あゆみ
竹を伐るのは、陰暦の九月がよいとされる。竹を伐る鉈の音が空へ抜ける。「抜ける」が澄んだ高い空をすぐ想像させて、快い緊張を生んでいる。(高橋正子)

○イギリス旅行から帰って、ちょうど2週間になる。心配なことがひとつ。バイブリーで日本へエアメールを出そうと思って切手を買おうとしたが、葉書10枚分しか買えなかった。日本人観光客がたくさん買ったためらしい。買えた分だけ切手を絵葉書に貼ってバーミンガムのホテルのフロントに投函をお願いした。これは無事に着いたようだ。残り5枚の絵葉書に貼る切手は、帰国前々日のヒースローのホテルでようやく手に入ったので、それを貼ってフロントに投函をお願いした。ところが、二週間たっても届かないのだ。我が家宛もあるので、届いていないのは、確かだ。郵便発祥の地のイギリスで、こんなことがあるのか。ホテルがいい加減だったのか。フロントの担当者は、中国系らしい日本語が
話せる男性で、ニコニコして預かってくれはしたが。どこかに放っているのかもしれない。飛行機のクルーも大勢いたし、スポーツ関係の団体もいた。もう届かないのであろう。イギリス旅行の最大のミスである。

◇生活する花たち「韮の花・銀水引・紫式部」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 後藤あゆみ
    2011年10月13日 18:35

    お礼とコメント
    今日の俳句に「竹を伐る空に抜けゆく鉈の音」を載せていただきありがとうございます。

    ★パソコンを消して露散る夜となりぬ  正子
    インターネットで俳句の活動を始められた頃の御句でしょうか。パソコンの画面は明るくその奥に果てしない世界が広がっています。電源を落とすと外はもう露散る夜更け。しっとりとした夜の充足感が詠まれています。