10月10日(月) スポーツの日

朝、雨残り、午後曇り
からすうり雨のち寒さ急なりき  正子
舞茸にしみじみ味あり茸飯    正子
菱形の形たしかに水草紅葉    正子
●10月月例ネット句会入賞発表。
●公団に散歩にでかけ、ぎんなんを一つ拾う。銀杏の木を見上げれば、葉隠れにたくさん生って熟れている。
●芒が呆け始める。芒を折ろうとして折りとれたことがない。手に何ももっていなく芒が欲しければ、穂先の部分をすっと抜く。「芒を折りとる」有名な俳句がある。これを信じて折ってみたが芒は折れない。それとも「芒を折る」は違う意味か。じっさい、蛇笏の句のように折りとってみたいものだが、はらりとおもい芒は、開いてまもない芒ではないか。折りとれるのは、茎が乾いてでもなければ、、。矛盾はあるものの、詩としては、蛇笏の句のようでなくてはならない。
をりとりてはらりとおもきすすきかな 飯田蛇笏
海鳴りのはるけき芒折りにけり     木下夕邇

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