1月7日(金)

★七草の書架のガラスの透きとおり  正子
正月七日、ようやく日常に戻る七草のころ、きれいに磨かれた書架のガラスに、整然と並ぶ書物が見えるようです。年の始めの清々しさとともに、清潔感漂うお暮らしもうかがえます。(藤田洋子)

○今日の俳句
刻ゆるやかに七草粥の煮ゆるなり/藤田洋子
主婦にとって、正月はなにかと落ち着かなく過ぎるが、七草のころになると一段落する。ふつふつと煮える七草粥に、「刻ゆるやかに」の感が強まる。(高橋正子)

○七草を刻めば芹の香が立ちぬ  正子
 七草のはこべはこべら春の香よ 正子
 七草粥うましと食べて出勤す  正子


コメント

  1. 藤田洋子
    2011年1月5日 21:15

    お礼
    正子先生、今日の俳句に「七草粥」の句を取り上げていただきありがとうございます。

    ★七草の書架のガラスの透きとおり 正子
    正月七日、ようやく日常に戻る七草のころ、きれいに磨かれた書架のガラスに、整然と並ぶ書物が見えるようです。年の始めの清々しさとともに、清潔感漂うお暮らしもうかがえます。