晴れ
寒星の下ゆきときは考えず 正子
寒星の光度まばらに空にあり 正子
窓下に夜越しの寒気たまりたる 正子
●午前中、荷物の配達を待ちながら、リルケの原詩IM ALTEN HAUSEを書き写した。これにインスパイアされて俳句を作ったものの、忘れそうになったから。そしてグーグルの音声機能を使ってドイツ語を発音させた。自分の発音がどのくらいグーグルが読み取れるか吹き込んでみた。グーグルのドイツ語の発音を聞こえたように言うとほぼ大丈夫。何回も吹き込んでいると、徐々に発音が変わるのか、バッチリなときとそうでないときと。フランス語のごくごく簡単なのは間違いなく聞き取っている。面白いと言えば面白いが、疲れた。
●午後、日吉の街へいつもの山路を越えて歩いて行った。下から買い物袋を提げて階段を上ってくる人は、みな小さい声ですれ違いざまに挨拶する。息がきれそうだから。風が冷たいが、わざと寒いところに出かけた気がしないでもない。この寒さがなかなか面白い。ちょうど慶大の授業が引ける時間だったので、駅前は学生であふれていた。それを潜って丸善へ。丸善で罫線のない絵葉書を2種類買った。桜と菜の花を顔に見立てた立雛の画と、椿をデザイン化した画。
●そろそろ中学入試が始まる。似たような学校名でどれも同じに見える。難易度別にランクがあるのは、昔も今も変わりないらしい。小さい時から競争させて、かわいそうなこと。孫を見ているとなんとかならんものかと。大学入試より中学入試が勝負だという。あした応援にお菓子を送っておこうかと、思いついた。
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