1月1日(水)2025年

あけまして おめでとうございます。
ご愛読ありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2025年 元旦
髙橋正子
晴れ
元日の車窓に大きく日差うけ    正子
かろやかに風に乗りたる子等の凧  正子
鉄橋を渡るぞ凧がひらひらと    正子

●お節は昨日ほとんど作ったので、今朝は海老の酒塩焼きだけ作った。今年はお節を簡略にした。昼前お節をもって句美子の家を訪ねる。何が一番おいしいかと聞くと、海老だという。その次に田作り、椎茸の煮たの。行きの電車は目不動に初詣に行くらしい人たちや、これから旅行に出かける旅行姿の人たちがいた。乗客が少ないので、車窓から、明るくのどかな日差しがたっぷり注ぎ、日の暖かさ体にが伝わる。句美子のところには小一時間ほどいて帰った。帰りに多摩川を渡るとき、凧揚げの子どもたちが大勢いた。鳥ような凧もいて、ひらひら飛んでいるが、あるところから高くは上がらない。

●帰るとポストに年賀状が20枚ほどあった。ラインのスタンプの年賀状ももらっている。年賀状は出したい人だけに出すので、こちらからも少々差し出した。

●夕方から眠くて仕方がない。はっと今日はウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継があるのを思い出した。眠いと言っているどころではない。午後7時15分から中継。今回はイタリア人のムーティの指揮。彼は歌うような指揮をするのだとか。飾られた花々がすばらしい。ウィーンの花屋だけでは足りないだろうと思える。バラとラナンキュラスがメインに見える。聴衆のなかに日本人らしい人を見つけたり、音楽以外にも魅力がある。二曲目のウィーンの燕を歌った曲と、「入江のワルツ」がいい感じだった。終わりの「美しき青きドナウ」は耳を澄まさなければ聞き取れないほど静寂の内に始まった。

●新しく年が始まるのに、普通の日と変わらずに終わった。昨日近所の奥さんが切ってくれた水仙がますますよく匂っている。

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