■12月月例ネット句会ご案内/2025年■New!
12月月例ネット句会を下記の通り開きます。ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
期 日 :12月14日(日)
①投句:当季雑詠3句
12月8日(月)午前6時~12月14日(日)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:12月14(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:12月15日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、12月15日(月)正午~
12月18日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
※なお、12月月例ネット句会入賞発表と同時に、金賞の中から、年間最優秀句を選んでいただきます。その節は、よろしくお願いします。
コメント
花冠12月ネット句会投句
葉を落とし銀杏冬芽の楽譜かな
冬ぬくし始業チャイムの緩やかに
松山のことは想い出漱石忌
花冠12月ネット句会投句
浮寝鳥群れたるままに流れをり
コンビニのおでんの匂い昼餉時
黄ばみたる障子まとめて張り替えぬ
花冠12月月例ネット句会投句
寺の柚子洗いし手の甲水弾けり
ひび割れし苅田に糠の山一つ
手に掬う湯の柔らかき蜜柑風呂
窓拭いて空の青さに師走来る
銀杏散り尽し街空澄む碧さ
冬欅灯し現る樹の形
花冠12月月例ネット句会投句
朝に掃き夕に掃いても落ち葉あり
澄み渡る冬空を行く鳥の群れ
大根の煮物みそ汁食卓に
鍵開ける冬満月を仰ぎつつ
木の葉ちる朴には朴の音のして
プラタナス落葉となって地を走る
日時計の針になりけり冬晴に
朴落葉踏み天文台への道
太陽のフレアを見るや冬真昼
西村友宏
冬日向ベビーカー揺れ眠りけり
日が射して枯葉がひらり吾子の手に
はじめてのおすわり祝す冬日和
木が枯れて森の浅きを鵙猛る
冬蝶を目で追いゆけばもどりくる
海光り港静かな暖冬に
落葉する大銀杏抜け子ら登校
餅搗けるまでドラム缶の火を囲み
里祭り抜け来し川辺枇杷の花
冬灯夜を切り取りて黒猫来
銀杏黄葉樹の膨らみて弾け散る
にわか雨冬の日差しの潤える
冬紅葉蹲に浮き沈みけり
最中とは満月と知る冬の月
深呼吸ひとつ大きな冬の月