■11月月例ネット句会ご案内/2025年■New!
11月月例ネット句会を下記の通り開きます。ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
期 日 :11月9日(日)
①投句:当季雑詠3句
11月3日(月)午前6時~11月9日(日)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:11月9(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:11月10日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、11月10日(月)正午~
11月13日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
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花冠11月ネット句会
バス停の夜の静寂や金木犀
緋の色のアメリカ楓の紅葉かな
あおぞらにさくら紅葉や仰ぎ見る
棘光る鈴なりの柚子に朝日差し
病み上がり2句
窓越しのどろぼう草や子らの声
秋麗や郵便バイク来る時分
出勤前妻とみかんを半分こ
紅葉が空の青さを引き立てる
朝礼で冬が来ると空を指し
窓辺から聴く秋風に色を見る
曼珠沙華妖しい光を連れてくる
月満ちてあたり一面虫の声
富士山のくっきり見ゆる小春かな
ひとしきり落葉時雨を浴びにけり
群れ雀落穂啄む小さき田
今朝の冬病み臥す窓に外の光
オリオンの星をたしかに星月夜
初紅葉電車のわれを誰知らず
足湯する道後の空には鰯雲
小鳥来て声澄む道後の子規像に
はじめてと嫁栗飯を作りくれ
水底に日差し朽葉の散らばりに
古代蓮枯れきるまでを水に照り
柿落葉ひと葉ひと葉に色残し
風の穂に止まるとんぼの軽い赤
すする茶の音の軽さよ冬に入る
逝く秋の風の心地を満身に
朝霧の晴れ一面の芒原
草原に青き輝き竜胆咲く
立冬の月くっきりと宵の空
礫浜の路行き止まる秋の波
礫浜に白波砕ける秋の朝
秋望を母と天険親不知
縺れあう黄蝶のふたつ天高し
お土産の芙蓉を両のてのひらに
シチューからスパイス香る今朝の冬