▼9月ネット句会の投句案内
①投句:当季雑詠(秋の句)3句
②投句期間:2013年9月8日(日)午前0時~午後6時
※事前投句が許されますで、事前投句をご希望の方は、お申し込みください。
③投句は、下の<コメント欄>お書き込みください。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:9月8日(日)午後7時~午後10時
②入賞発表:9月9日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、9月9日(月)正午~9月10日(火)午後6時
▼スタッフ
①句会主宰:高橋正子
②句会管理:高橋信之・藤田洋子
③当番スタッフ:小西宏・佃康水
コメント
9月ネット句会投句
★蜩の声にやすらぐ日暮かな
★コスモスの小さく揺れて風を待ち
★蕎麦の花伸びれば覗く空の青
9月ネット句会投句
★庭先の桔梗を切りて花器満たす
★松葉きらきらと白露の雨の粒
★結納の支度整う白露の日
事前投句お願いいたします。
9月ネット句会投句
★蝉の声いつしか虫と入れかわる
★廃屋の増えゆく里や白木槿
★ゆらゆらと日なたの方へ秋の蝶
9月ネット句会投句
★お勤めの木魚聞こゆる白露かな
★丘上に辿り愛でれば萩の雨
★風鎮み秋の夕日の入りにけり
9月ネット句会投句
空模様なかなか定まらぬ白露
長雨や二百十日を過ぎてより
二〇二〇年の暦を見る秋
ネット句会 投句
竹の春街道沿いに浅緑
朝顔の種とる夕べ次の代思う
秋の朝行き交う人あり手を振って
9月ネット句会投句
★素焼き乾す庭へすいっと秋茜
★雨上がり確と青柿艶増せり
★稜線のくっきり帰燕の空となり
9月ネット句会投句
★川風に日ざしの和む秋のばら
★新涼や青磁の花瓶透かし彫
★一瞬のしじまをやぶり虫すだく
9月ネット句会投句
★森を抜け丘を目指せば彼岸花
★秋の旅しているつもり日本地図
★話しかけ八重の木槿の揺れを止め
9月ネット句会投句
★秋冷の朝(あした)することサラと済む
★蜩の声を残して去っていく
★浜に立ち他所の空から遠花火
9月ネット句会投句
日曜の秋に包(くる)まり朝寝坊
里山に忙しく鳴けり法師蝉
鈴懸の黄葉(もみじ)し初むる広き道
9月ネット句会投句
★薄日差す秋めく朝の軒雀
★秋の蝶曲線描いて大空へ
★港から天に向かいて秋の虹
9月ネット句会投句
夕暮れの窓七色に秋の虹
稲の香の風に放たれ刈られゆく
篭盛りの秋茄子縁より届けらる
9月ネット句会投句
真昼の日稔田をかく輝かす
孫生れし報のやすらぎ涼新た
みどり児のうまいいとしく銀河濃し
9月ネット句会投句
唐黍を囓る反っ歯の童かな
転た寝や羽化登仙の菊枕
関八州またぎ竜巻秋暑し
9月ネット句会投句
今朝の秋梢をわたる風の声
鎮魂の花火映すや信濃川
平和願う黙祷三度八月や
9月ネット句会投句
子の名前考え始む虫の夜
巣を揺らし蜘蛛が朝日を輝かす
(青年相撲大会)
友の背を叩き土俵へ送り出す
9月ネット句会投句
天高し友の訃報を胸に抱き
湯上りの秋の団扇を読みくらべ
咲くうちはそのままにおく秋の花