■11月月例ネット句会ご案内■
①投句:当季雑詠(秋の句・冬の句)3句
②投句期間:2021年11月8日(月)午前6時~2021年11月14日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:11月14日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:11月15日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、11月15日(月)正午~11月18日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之
コメント
花冠11月度月例ネット句会投句
★束の間の没日差しけり石蕗の花
★裸木の枝伸びのびと風ほふる
★溶岩道の豁然とあり雪浅間
花冠11月度月例ネット句会投句
★松籟の神在り月の大社かな
★山里の坂を巡ればお茶の花
★時雨るるや錆び色まさるプラタナス
花冠11月度月例ネット句会投句
小菊並ぶ横には豆に吊るす藁
冬うらら堤防に座しお弁当
冬地蔵尼寺の玄関は開く
11月投句
掃き寄せる落葉の枯れのやわらかき
玄関へ挿し置く棉の実の白さ
小鳥来て金柑黄に輝ける
花冠11月度月例ネット句会投句
きらきらと揺れる水面に差す冬陽
大空の雲は素早し冬立てる
秋深し残業帰りの駅の椅子
11月月例ネット句会投句
いましばし石燈籠に冬紅葉
枯すすき風吹くたびに空を掃く
高きより地上に降らす木の葉雨
11月月例ネット句会投句
木枯しを独り聞きたる厨かな
玄関に朝を待ちたる落葉かな
老先の長さ測りて木の葉髪
11月ネット句会投句
棟上げの朝新米の封を切る
建つ家の槌音高く冬に入る
芽水仙日の廻り来る庭の隅
11月月例ネット句会投句
一叢の峡のひだまり野菊咲く
柿紅葉添えて熟柿をいただきぬ
田の鋤かれ畝整然と冬に入る
11月ネット句会投句
届きたる芋に田泥のほろほろと
木の実降るはっしと森に鋭き音を
青空のさいはてなりき雪の富士
11月ネット句会投句
グラタンの煮え立つ音や秋の暮
まっ新なセーター羽織って演奏会
活気づく赤提灯と冬の月
11月ネット句会投句
水仙の便箋選び筆が乗る
服を畳む小春日和の明るき窓
休みの日こたつ布団を洗う朝
11月ネット句会投句
冬黄葉今日を輝く一日に
空青ければ銀杏黄葉を輝かす
皇帝ダリア咲いて空のあやうさよ
11月ネット句会投句
秋雲の掃かれし先の青ばかり
水遣れば土の吸う音秋の風
秋の日に尾を燦めかせ猫過ぎる