自由な投句箱/7月11日~20日

※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
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※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之

今日の秀句/7月11日~20日

7月20日(2句)
★香水の香る近さの握手かな/廣田洋一
握手をしたら、ふうっと香水が匂って、涼しい風が流れたような気持ちになった。ちょうどいい距離の握手が爽やか。(髙橋正子)
★放れ雲青空にあり炎暑来る/桑本栄太郎
青空に雲が放り投げられたように浮いている。隠れようのない炎暑が来たのだ。雲だって暑い。(髙橋正子)
7月19日(1句)
★木の丈を越ゆる凌霄花空に風/小口泰與
凌霄花は蔓性の木性で、ほかの木に蔓を絡めてよじ登るように伸びていく。花は明るいオレンジ色で美しい。この句は、木の丈以上に伸びて青空によく映え咲いている凌霄花。花の上を心地よい風が吹いているのだろう。凌霄花の特性をよく捉えた夏らしい句。(髙橋正子)
7月18日(1句)
★梅雨明けや書斎の椅子を新調す/多田有花
梅雨が明け、いよいよ夏本番となるとき、気持ちを一新して書斎の椅子を新調した。デスクワークがはかどりそう。(高橋正子)
7月17日(1句)
★噴煙も雲も夕焼け一色に/小口泰與
浅間の噴煙も雲も、夕焼けに同じように染まってしまう。雄大な夕焼けの景色が素晴らしい。(高橋正子)
7月16日(1句)
★棟上げの木の香漂う西日かな/廣田洋一
いよいよ棟上げの日、組み上げた木に西日が当たり、西日の温みに真新しい木が匂う。新築らしい木の香りに棟上げの喜びも一入。(高橋正子)
7月15日(1句)
★蝉の声雷雨ののちの雨しずく/桑本栄太郎
雷雨が去ると、途端に蝉が鳴きだす。蝉の鳴く枝からは雨の滴が垂れて、蒸し暑さが湧き上がるよう。夏だ。(髙橋正子)
7月14日(2句)
★暑き日をしづめて湧ける泉かな/小口泰與
泉に来ると、周りの暑さをしずめたように涼しい感じがする。泉の清涼感がいい。(高橋正子)
★畦道に朝日差しけり青田波/桑本栄太郎
早朝、畦道を歩くと朝日が斜めに差して眩しいほどだ。青田に風が渡り波立っている。朝の涼しい景色がいい。(髙橋正子)
7月13日(2句)
日焼けせし腕が自慢の女の子/廣田洋一
日焼けした腕を自慢する元気な女の子。健康的で、さっぱりした女の子の様子がいい。(髙橋正子)
朝日差す池の静寂や蓮の花/桑本栄太郎
蓮の花は早朝に開き、昼前にはしぼむ。神々しく朝日が差す静かな蓮池。(髙橋正子)
7月12日(1句)
★葉陰より紫光る茄子の花/廣田洋一
茄子は、葉も、茎も、花も少しずつ色が違う紫。葉陰から茄子の花が見えるが、生き生きとして光っている。花の紫が光っていて、目に焼き付く強さ。
それがいい。(高橋正子)
7月11日(1句)
★梅雨深し向かいの木槿咲き初めし/多田有花
梅雨の雨が降り通し、身の回りが雨に浸されそう。そんなとき、向かいの槿を見て居れば、咲き始めている。花のすがすがしいこと。(髙橋正子)

7月11日~20日

7月20日(3名)
小口泰與
大瑠璃のこえや山家の大庇★★★★
ゆらゆらと小枝に非ず目高かな★★★
夏茜追想はつねに胸躍る★★★
廣田洋一
香水の香る近さの握手かな★★★★
握手をしたら、ふうっと香水が匂って、涼しい風が流れたような気持ちになった。ちょうどいい距離の握手が爽やか。(髙橋正子)
香水のぶつかりをりぬ電車の中★★★
暮れなづむ田の面を明るく合歓の花★★★★
桑本栄太郎
青空の木洩れ日辿る朝涼し★★★
分けつの太き青田や朝の風★★★
放れ雲青空にあり炎暑来る★★★★
青空に雲が放り投げられたように浮いている。隠れようのない炎暑が来たのだ。雲だって暑い。(髙橋正子)
7月19日(4名)
小口泰與
木の丈を越ゆる凌霄花空は風(原句)
木の丈を越ゆる凌霄花空に風★★★★(正子添削)
凌霄花は蔓性の木性で、ほかの木に蔓を絡めてよじ登るように伸びていく。花は明るいオレンジ色で美しい。この句は、木の丈以上に伸びて青空によく映え咲いている凌霄花。花の上を心地よい風が吹いているのだろう。凌霄花の特性をよく捉えた夏らしい句。(髙橋正子)
熱帯夜朝風呂入りて早忘れ★★★
庭仕事汗の言霊発しける★★★
廣田洋一
香水を一滴たらし眠りけり★★★
たっぷりと庭に水撒く土用入★★★
燦燦と晴れ上がりたる土用入★★★★
多田有花
われもまた盛夏の日差し浴びて立つ★★★
蝉の声にぎやかな朝となりにけり★★★
青空に雲のまぶしき真夏かな(原句)
真夏はだいたい雲がまぶしいですから、それを実感した、句に仕立てます。(髙橋正子)
青空に雲のまぶしさ真夏かな★★★★(正子添削)
桑本栄太郎
日傘差し朝の散歩や老婦人★★★
空蝉の命あるかに構えけり★★★
明けて早や日差し炎暑や青き空★★★
7月18日(4名)
小口泰與
田水沸く犬も散歩を尻ごみぬ★★★
軽装や湖畔に立ちて夏夕べ★★★
長き尾の目高のずいと水面へと★★★
廣田洋一
青空に赤く垂れたる唐黍の花★★★
川風の涼しき並木そよぎけり(原句)
みんなそよいでいる方が涼しく感じられます。
川風の涼しき並木みなそよぎ★★★★(正子添削)
片蔭を伝ひて歩く散歩道★★★
多田有花
梅雨明けや書斎の椅子を新調す★★★★
梅雨が明け、いよいよ夏本番となるとき、気持ちを一新して書斎の椅子を新調した。デスクワークがはかどりそう。(高橋正子)
梅雨明けの風入る部屋で瞑想す★★★
梅雨明けや煎じし生薬の甘し★★★
桑本栄太郎
梅雨明けの青空行くや朝の道★★★
枝毎に密をいとわず蝉しぐれ★★★
夏萩の枝の浮き居り下風に★★★★
7月17日(4名)
廣田洋一
頼まれし香水求めシャンゼリゼ★★★
湯上りにパッと振りかけオーデコロン★★★
シャツの背の丸く濡れたる極暑かな★★★
小口泰與
あけぼのの百千のばらや鳥の声★★★
奥利根の夏闌の棚田かな★★★
夕焼や雲と噴煙ともに紅(原句)
噴煙も雲も夕焼け一色に★★★★(正子添削)
浅間の噴煙も雲も、夕焼けに同じように染まってしまう。雄大な夕焼けの景色が素晴らしい。(高橋正子)
桑本栄太郎
茅舎忌の種を播きたり夏大根★★★
一陣の風を生みたる夕立来る★★★
梅雨明けの祇園囃子や練り歩く★★★★
多田有花
雨やめば蝉の声する朝となり★★★
双眼鏡で見る山肌の合歓の花(原句)
「で見る」が、散文的かな、と思います。
山肌の合歓の花見ゆ双眼鏡★★★★(正子添削)
梅雨明けと思いし今朝の夜明けかな★★★
7月16日(3名)
小口泰與
農婦より朝採り胡瓜賜りぬ★★★★
鷺草へ風の物言い湖辺にて★★★
物の怪の如き顔出づ花蜘蛛ぞ★★★
廣田洋一
駅出れば西日射し込む車窓かな★★★
照り返す西日の川に舟浮かぶ★★★
棟上げの木の香漂う西日かな★★★★
いよいよ棟上げの日、組み上げた木に西日が当たり、西日の温みに真新しい木が匂う。新築らしい木の香りに棟上げの喜びも一入。(高橋正子)
桑本栄太郎
突然の音に目覚むや朝の雷★★★
夏草や遠くの孫に会えぬ日々★★★
嶺に沿い茜つづけり梅雨入日★★★
7月15日(3名)
小口泰與
何だこりや忽と花蜘蛛眼間に★★★
郭公や休日の暁け起こされし★★★
山林の小火や牝鹿の鋭声せり★★★
廣田洋一
四つ角を曲がれば止みし夕立かな★★★
橋渡り追ひかけて来る夕立かな★★★★
予報は三時夕立前に帰宅せり★★★
桑本栄太郎
捩花のねじれ忘れや真直ぐに★★★
突然の音に目覚めり雷走る★★★
雷雨去り雨のしずくや蝉の声(原句)
蝉の声雷雨ののちの雨しずく★★★★(正子添削)
雷雨が去ると、途端に蝉が鳴きだす。蝉の鳴く枝からは雨の滴が垂れて、蒸し暑さが湧き上がるよう。夏だ。(髙橋正子)
7月14日(3名)
小口泰與
水割って滝を遡上や魚の群★★★
暑き日を包みこみたる泉かな(原句)
「包みこみたる」と言い切ってしまうと、江戸俳諧のような印象を受けます。もう少し新しさがあっていいのではないでしょうか。(髙橋正子)
暑き日をしづめて湧ける泉かな★★★★(正子添削)
泉に来ると、周りの暑さをしずめたように涼しい感じがする。泉の清涼感がいい。(高橋正子)
百日紅文机に置く史記一巻★★★
桑本栄太郎
朝日差す畦道来たる青田波(原句)
整理された方がいいと思います。(髙橋正子)
畦道に朝日差しけり青田波★★★★(正子添削)
早朝、畦道を歩くと朝日が斜めに差して眩しいほどだ。青田に風が渡り波立っている。朝の涼しい景色がいい。(髙橋正子)
花びらの巻いて散り居り木槿咲く★★★
午後よりの黒雲集う梅雨の雷★★★
多田有花
たっぷりと油を吸って茄子うまし★★★
帰り着くやいなや白雨の来たりけり★★★
やわらかく包まれメロンの並びおり★★★
7月13日(4名)
小口泰與
混沌の釣糸解きて翡翠かな★★★
夏の暁紫紺の赤城靄も無き★★★
蒼天は癒しや湖の時鳥(原句)
「癒し」が読み手に伝わりにくいです。
湖に蒼天晴ればれ時鳥★★★★(正子添削)
廣田洋一
日焼けせし腕が自慢の女の子★★★★
日焼けした腕を自慢する元気な女の子。健康的で、さっぱりした女の子の様子がいい。(髙橋正子)
紅花の凛として立つ葵かな★★★
雷雨にも耐へて立ちたる花葵★★★
多田有花
窓ガラス揺らし真昼の梅雨の雷★★★
夏燕また巣作りを始めおり★★★
梅雨長しゆっくりコーヒーを入れる★★★
桑本栄太郎
おもむろに蝉の鳴き出す暁けの道★★★
朝日差す池の静寂や蓮の花★★★★
蓮の花は早朝に開き、昼前にはしぼむ。神々しく朝日が差す静かな蓮池。(髙橋正子)
雷鳴の音に目覚むる夕べかな★★★
7月12日(4名)
小口泰與
夕さりの鄙の小店やおとり鮎★★★
うなそこの破船の海月闇に舞う★★★
腰痛を忘るる趣味や七変化★★★
廣田洋一
葉陰より紫光る茄子の花★★★★
茄子は、葉も、茎も、花も少しずつ色が違う紫。葉陰から茄子の花が見えるが、生き生きとして光っている。花の紫が光っていて、目に焼き付く強さ。
それがいい。(高橋正子)
晴天や日毎色濃き茄子の花★★★★
谷戸の風追ふが如くに蝉時雨★★★★
多田有花
草を刈る音の終日梅雨晴れ間★★★
たどたどしく「雨だれ」を弾く梅雨の部屋★★★
青芝を丸く刈りたり芝刈り機★★★
桑本栄太郎
虎尾草の花の仕舞いや雨上がる★★★
雷雨去り風の夕べや宵涼し★★★
嶺の端のひと日暮れ行く梅雨入日★★★
7月11日(4名)
廣田洋一
山裾にくっきり浮かぶ合歓の花★★★
合歓の花たづねつつ行く谷戸の道★★★
一駅を過ぎれば上がる夕立かな★★★★
小口泰與
滝に立ち風の飛沫を身にまとう★★★★
屋上や夕焼を真っ向に受く★★★
「真っ向に受く」の「に」が気になります。
真っ向の夕焼受けて屋上に★★★★(正子添削)
巣を出づや躁の子鴉親追う目★★★
多田有花
ひとときの梅雨の日差しののち雨に★★★
梅雨深し向かいの木槿咲き初めし★★★★
梅雨の雨が降り通し、身の回りが雨に浸されそう。そんなとき、向かいの槿を見て居れば、咲き始めている。花のすがすがしいこと。(髙橋正子)
遠雷や梅雨の終わりの近づきぬ★★★
桑本栄太郎
初蝉の忽と鳴き初む朝餉かな★★★★
夕映えや塒すずめの姦しく★★★
鳴りいても雨の降り来ず梅雨の雷★★★
)

自由な投句箱/7月1日~10日

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今日の秀句/7月1日~10日

7月10日(2句)
★川渡る風の匂ひや夏薊/廣田洋一
「川渡る風の匂ひ」が上手い。川を渡る風の匂いに景色も、作者の思いも想像できる。夏薊が印象深い。(髙橋正子)
★白き蝶呼んでピンクの百日草/多田有花
小スケッチ。ピンクの百日草と、白い蝶のスナップ。軽く、止めておきたい景色。(髙橋正子)
7月9日(1句)
★パリの空沈まぬ夕日に生ビール/廣田洋一
パリの夏の日はいつまでも暮れない。沈まない夕日にビールで喉を潤す時間は、本当に楽しい。(髙橋正子)
7月8日(1句)
★艶やかに青きトマトは日差し待つ/多田有花
小さかった青いトマトもだんだんと実が大きくなって、艶やかな張りを持つようになった。梅雨が明け日差しを受けると、真っ赤に熟れる。日差しを待つだけに生長したトマトが逞しい。(髙橋正子)
7月7日(2句)
★キッチンに母娘の小声梅雨の月/川名ますみ
梅雨の月がしずかに昇っている夜、母と娘が台所で小声で話している。その密やかさが梅雨の月に似合う。(髙橋正子)
★郭公や朝の二声それっきり/小口泰與
爽やかな朝、郭公が鳴いた。鳴き続けるかと喜んでいると、二声で止んだ。郭公が来た喜びも束の間だったが、また、来てくれるだろう。(髙橋正子)
7月6日(1句)
★一風にしずく滴る凌霄花/桑本栄太郎
凌霄花に風が一吹きあって、しずくがぱらぱらと滴ったという驚き。凌霄花には雨露も見えないのに、風が吹けば零れるしずく。「しずく」が生きている。(髙橋正子)
7月5日(1句)
★えぞにうや八島が原の空蒼し/小口泰與
長野県の霧ヶ峰にある八島が原湿原は、高層湿原の南限とされる。「えぞにう」というせり科の植物は、2、3メートにも伸び、花は花火を散らしたような白い花を晩夏に咲かせる。丈高い花が蒼い空に映えて美しい。(髙橋正子)
7月4日(1句)
★仏間にて田風の通う昼寝かな/小口泰與
仏間として大切に使われている部屋で、田から吹く風を入れて昼寝。仏間で昼寝を許される人の、昼寝の醍醐味。(髙橋正子)
7月3日(1句)
★七夕や希望の満ちる地下広場/廣田洋一
地下街の広場に七夕飾りがあるのだろう。繁華な地下街とは言え、閉じた空間の地下に七夕飾りに吊るされた願いを読むと、みんなの願いに希望に満ちているように思える。(髙橋正子)
7月2日(1句)
★白雨降る窓の景色の大荒れに/桑本栄太郎
実際は外が大荒れなのだが、家にいて眺めた「窓の景色の大荒れ」がユニーク。外に出られぬ身となってか、家内から額縁の中の大荒れの白雨のようで面白い。(髙橋正子)
7月1日(1句)
★合歓の花低き峠を越えゆけば/多田有花
合歓の花は、山の道路を車で走っていると見ることがある。越える峠が高くなくても、低い峠でも合歓の花が見られる。山気をまとった合歓の花がいい風情だ。(高橋正子)

7月1日~10日

7月10日(4名)
小口泰與
立ち寄ればたちまち山羊や牧の夏★★★★
釣竿を持って挨拶夏の渓★★★
捩花にもつるる風や小夜時雨★★★
廣田洋一
川渡る風の匂ひや夏薊★★★★
「川渡る風の匂ひ」が上手い。川を渡る風の匂いに景色も、作者の思いも想像できる。夏薊が印象深い。(髙橋正子)
群なして真っ直ぐに立つ夏薊★★★
金網より綿毛飛ばせり夏薊★★★
多田有花
梅雨深き空を映せる山の池★★★
梅雨ありて山野に育つもの多し★★★
白き蝶呼んでピンクの百日草★★★★
小スケッチ。ピンクの百日草と、白い蝶のスナップ。軽く、止めておきたい景色。(髙橋正子)
桑本栄太郎
養蚕の二階屋門に燕の子★★★★
ででっぽと午後の日差しや梅雨晴間★★★
嶺晴れて少し茜や梅雨入日★★★
7月9日(4名)
小口泰與
老幹のばらの木からび根切虫★★★
青鷺の重き蒼天飛び立たず★★★
湧水や浮草はやも面を治め★★★
多田有花
あくまでもわれは紫茄子の花★★★
花好きの家なり百合を咲かせしは★★★
同じ枝のトマトに熟れの遅速あり★★★
桑本栄太郎
掘割りの津和野恋しや鷗外忌★★★
縁側の下より天をあとずさり★★★
うす闇の窓辺明かりや沙羅の花★★★
廣田洋一
パリの空沈まぬ夕日に生ビール★★★★
パリの夏の日はいつまでも暮れない。沈まない夕日にビールで喉を潤す時間は、本当に楽しい。(髙橋正子)
土手一面赤く染めたり夏薊★★★
インド型コロナに怯へシャワー浴ぶ★★★
7月8日(4名)
廣田洋一
雨空に高く伸びたる夏薊★★★
畦道を辿るが如く夏薊★★★
玉蜀黍雌花の長く色付きぬ★★★
小口泰與
黒百合や瀞へ重たき雨降れり★★★
馬棚の木戸開くや木木の蝉時雨★★★★
眼間の柱状節理岩ひばり★★★
多田有花
オイルサーディンにミニトマト入れアヒージョを★★★
ほの暗き梅雨の水辺に羽黒蜻蛉★★★
艶やかに青きトマトは日差し待つ★★★★
小さかった青いトマトもだんだんと実が大きくなって、艶やかな張りを持つようになった。梅雨が明け日差しを受けると、真っ赤に熟れる。日差しを待つだけに生長したトマトが逞しい。(髙橋正子)
桑本栄太郎
鬼百合や雨の滴にうなだれる★★★
娶らざる吾子帰り来ず浮いてこい★★★
映像のふるさと想う梅雨出水★★★
7月7日(5名)
川名ますみ
日々草今日咲くつぼみやわらかに★★★★
キッチンに母娘の小声梅雨の月★★★★
梅雨の月がしずかに昇っている夜、母と娘が台所で小声で話している。その密やかさが梅雨の月に似合う。(髙橋正子)
梅雨晴間ひかる舗道を踏みしめる★★★
小口泰與
凌霄花や火の見櫓の鉄の錆び★★★
郭公や朝の二声それっきり★★★★
爽やかな朝、郭公が鳴いた。鳴き続けるかと喜んでいると、二声で止んだ。郭公が来た喜びも束の間だったが、また、来てくれるだろう。(髙橋正子)
鳶の輪の段畑の黙忘れ草★★★
廣田洋一
ロマンスカー一人で乗りて缶ビール★★★
沈みゆく日を惜しみつつビール酌む★★★★
子が用意退院の日の缶ビール★★★
多田有花
七月の夜明けの少し遅くなる★★★
七夕の朝雨音で明けにけり★★★★
土砂降りとなる七夕の午後よ★★★
桑本栄太郎
底紅の遠目に白き垣根かな★★★
小暑とて雨の一日や風の窓★★★
との曇る空に響けり梅雨の雷★★★
7月6日(4名)
小口泰與
駒草や鎖伝いに山巓へ★★★★
サルビアや入日に映ゆる浅間山★★★
松籟や白根葵へ臼づきて★★★
廣田洋一
昼食にうどんを茹でし半夏生★★★
山肌を根こそぎ流し半夏雨★★★
夕立や傘分かち合ふ二人連★★★
多田有花
短夜に長き貨物列車行く(原句)
短夜を長き貨物列車行く★★★★(正子添削)
草原のうえを裸足で歩きけり★★★
初蝉や干し物取り入れし午後に★★★
桑本栄太郎
凌霄花のしずく滴る一風に★★★★
山ぎわの少し茜や梅雨夕焼★★★
検査日のアガパンサスや愁い居り★★★
7月5日(3名)
小口泰與
えぞにうや八島ヶ原の空は蒼★★★★
萱草や今朝の赤城は靄の中★★★
あけぼのの銀杯草や草野球★★★
廣田洋一
高層のマンション淡く夏霞★★★
夏霞テールランプのうすうすと★★★
丹沢の稜線模糊と夏霞★★★
桑本栄太郎
京なれや一首まいらせ落し文★★★
凌霄花の雨に滂沱や午後の道★★★
夕闇に浮かぶ白さや沙羅の花★★★
7月4日(3名)
小口泰與
仏間にて田風の通う昼寝かな★★★★
いたどりやくさり樋より水湧きし★★★
山道の傾斜に独活の花咲けり★★★
廣田洋一
朝涼し草の雫の光りをり★★★★
宅配のベルに起こされ昼寝覚め★★★
バスの旅朝早き日の大昼寝★★★
桑本栄太郎
雨上がり木陰の闇に濃あじさい★★★
風あれば腹に掛けたる午睡かな★★★
かしましき塒すずめや梅雨夕焼け★★★
7月3日(3名)
小口泰與
山風に対う鳶や百日紅★★★
水馬の水口集い賑わしき★★★
捩花や日矢の低きを愛ずるなり★★★
廣田洋一
七夕や希望の満ちる地下広場★★★★
七夕や友と出会ひしワクチン会場★★★
色付きし樟の葉舞ひて秋近し★★★
桑本栄太郎
坂道の風や泰山木の花★★★
曇りたるひと日暮れ行く溽暑の夕★★★
涼風の窓からまどへ吹き抜ける★★★
7月2日(3名)
小口泰與
鮎宿の由来は古りし爺の髭★★★
濁流の去りし滝つ瀬鮎の群★★★
奥利根は瀬瀬群山や夏ひばり★★★
廣田洋一
切り分けしメロンを囲む子ら笑顔★★★
松の枝高く伸びたり秋近し★★★★
庭の草早くも咲きて秋近し★★★
桑本栄太郎
雨音に夢破れたり昼寝覚め★★★
白雨降る窓の景色の大荒れに★★★★
点滴の針跡あざに梅雨寒し★★★
7月1日(4名)
小口泰與
夏掛けを干し襁褓を干して敷布干す★★★
岩魚釣山中の夕空しかり★★★
部屋中に犬のおもちゃや梅雨寒し★★★
廣田洋一
窓を打つ雨音高し半夏生★★★
日照雨きて慌てもせずに半夏生★★★
松の枝切り揃へたり半夏生★★★
桑本栄太郎
衒い無き癌の告知や梅雨の冷え★★★
厨中匂い満ちたる辣韭漬け★★★
雨が止み夕日さし来る七月に★★★
多田有花
七月やアガパンサスのぱっぱっと★★★
ひまわりやあの家もこの庭も★★★
合歓の花低き峠を越えにけり★★★★

自由な投句箱/6月21日~30日

※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
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主宰:高橋正子・管理:高橋信之

今日の秀句/6月21日~30日

6月30日(1句)
★天空の風涼しきや鳶の声/桑本栄太郎
空をゆっくり、大きく舞いながら声を落とす鳶の声を聞くと、天空には、涼しい風が吹いているのだろうと、思われる。(高橋正子)
6月29日(1句)
★朴の木の花は散りたり雨宿り/桑本栄太郎
花の散ったあとの朴の木は、葉がいよいよ緑濃くなり、どっしりとしてくる。その葉の茂りの下で雨宿りとは、文学的。(高橋正子)
6月28日(1句)
★見上ぐれば風の葉上や合歓の花/桑本栄太郎
合歓の花は、葉の上に載るように咲く。風が吹けば葉ごと揺れて、やわらかな風情を醸す。すずやかな風情がいい。(高橋正子)
6月27日(1句)
★鷺草の花の向きむき風のまま/小口泰與
鷺草が、思い思い、向きむきに白い花をつけて、それらが、風のままに吹かれている。花も、風も自在で、こだわりがなく、いっそう涼しさを呼んでいる。(高橋正子)
6月26日(1句)
★海月浮く波静かなる桟橋は/廣田洋一
波の静かな桟橋はゆらゆらと海月が浮いている。「波静かなる」が詩的でいい。(髙橋正子)
6月25日(2句)
★手に受けし山の生気や石清水/廣田洋一
山肌にしみ込んだ水が清水として湧き出ると、澄んで山の生気をたしかに感じる。石清水の凛凛とした冷たさを思う。(髙橋正子)
★燕の子少し飛んでは巣に戻る/多田有花
燕の子はまだ飛ぶ力が十分でないのだろう。少し飛んでは巣に戻る。かわいらしくも健気な燕の子だ。(髙橋正子)
6月24日(1句)
★夕茜燃え立つごとき合歓の花/廣田洋一
合歓の花に夕陽があたると、静かでやわらかな花も夕陽を含んで燃え立つように見える。優しい花も燃え立つときがある。(髙橋正子)
6月23日(1句)
★水際に光を掬う梅雨の蝶/小口泰與
水際を飛ぶ蝶の姿を見事に表現している。水の光を掬うように水際近くを飛ぶ。詩的な句だ。(髙橋正子)
6月22日(1句)
★青羊歯の広がり垂れ初む山路かな/多田有花
山路を歩くと、路の脇に生えている羊歯が、青々として路を狭めるように垂れてきた。この羊歯を分けて山を歩くのは夏山の楽しみになる。(高橋正子)
6月21日(2句)
★辻曲がり出会い頭や鬼やんま/桑本栄太郎
鬼やんまは一匹で飛んでいることが多いが、不意に方向を変えたり、翅を強く打ったりとやんちゃな面白さがある。辻を曲がると出会い頭に鬼やんまと会う。「あぶないじゃないか」と一言いってやりたい親しさがある。(高橋正子)
★蜻蛉生る朝日に翅をきらめかせ/多田有花
蜻蛉が生まれると翅が乾くまで草の上などでじっとしている。朝日に翅がきらめいて、まさに生命の誕生を祝している光景。(高橋正子)

6月21日~30日

6月30日(4名)
小口泰與
石清水赤城の冷気掬びける
5・7・5に捉われるのではなく、意味が取れるようにしてください。
石清水掬べば赤城の冷気まで★★★★(正子添削)
疎開児の命の泉山女かな★★★
友来たる在所の銘菓水羊羹★★★
廣田洋一
切り分けし西瓜の厚さ同じなり★★★
あと5分と目覚まし止める昼寝かな★★★
手の甲にタオルを敷きて昼寝かな★★★
桑本栄太郎
青桐の葉影にとまり憩いけり
何が憩うのでしょうか。(高橋正子)
天空の風涼しきや鳶の声★★★★
空をゆっくり、大きく舞いながら声を落とす鳶の声を聞くと、天空には、涼しい風が吹いているのだろうと、思われる。(高橋正子)
曇りても風の湿りや六月尽★★★
多田有花
梅雨晴れが一天にわかにかき曇り★★★
帰り着く間もなく驟雨来たりけり★★★
自転車の少年白雨の中帰る(原句)
「帰る」のところに工夫がいります。
少年の自転車白雨を突っ切りて★★★★(正子添削)
6月29日(3名)
小口泰與
不断草鳥冠の揺るる朝かな★★★
夏暁や浅間の黙のきわまれり★★★★
夕まずめ岩の合間に岩魚かな★★★
廣田洋一
網持ちて目高追ひかけ姉いもと★★★★
目高遊ぶ街のはずれの田圃かな★★★
夕暮れの目高沈みて古き池★★★
桑本栄太郎
朴の木に花はなけれど雨宿り(原句)
朴の木に花が無い時期は長く、季節感がないように思います。(髙橋正子)
朴の木の花は散りたり雨宿り★★★★(正子添削)
花の散ったあとの朴の木は、葉がいよいよ緑濃くなり、どっしりとしてくる。その葉の茂りの下で雨宿りとは、文学的。(高橋正子)
雲の端の光り煌めく梅雨晴間★★★
夕日受く枝の躍りぬ風すずし★★★
6月28日(4名)
小口泰與
夕暮れの白磁真贋夏座敷★★★
鳥声は常や朝のばらの庭★★★
激つ瀬の飛躍の鮎や夕まずめ★★★★
廣田洋一
池の面ちょいちょい蹴りて鬼やんま★★★
蜻蛉追ひ虫捕り網の女の子★★★
とんぼうも蛙訪ふ鳥獣戯画★★★★
多田有花
昼寝して電話のベルに起こされる★★★
夏の午後煎じ薬を飲みにけり★★★★
夏野菜いろいろ入れてラタトゥイユ★★★
桑本栄太郎
見上ぐれば風の葉上や合歓の花★★★★
合歓の花は、葉の上に載るように咲く。風が吹けば葉ごと揺れて、やわらかな風情を醸す。すずやかな風情がいい。(高橋正子)
京なれや一首したため落し文★★★
買もののつり銭調べ芙美子の忌★★★
6月27日(3名)
小口泰與
鷺草の花の向きむき風のまま★★★★
鷺草が、思い思い、向きむきに白い花をつけて、それらが、風のままに吹かれている。花も、風も自在で、こだわりがなく、いっそう涼しさを呼んでいる。(高橋正子)
雷鳴やギメの集めし阿弥陀仏★★★
どっしりと山を従え雲の峰★★★
廣田洋一
昼食は冷やし中華と決めてをり★★★
彩りを豊かに冷やし中華かな★★★
冷やし中華少し待たされほいと来る★★★★
桑本栄太郎
蓋を開け妻掻き混ぜるらっきょう漬け★★★
何処より戻りしかとぞ昼寝覚★★★★
なめくじの足跡などと云はれても★★★
6月26日(4名)
小口泰與
久々の冷酒身ぬちを駆けまわる★★★
走馬燈谷川岳は日を隠す★★★★
絵筆とは全く無縁夏霞★★★
廣田洋一
ユニフォームは海水着なりビーチバレー★★★
新種一つ混じりをりたる海月かな★★★
海月浮く波静かなる桟橋かな(原句)
「桟橋かな」の落ち着きが悪いので添削しました。
海月浮く波静かなる桟橋は★★★★(正子添削)
波の静かな桟橋はゆらゆらと海月が浮いている。「波静かなる」が詩的でいい。(髙橋正子)
桑本栄太郎)
梔子の花や八重とも甘きとも★★★
一切を背負い生き居りかたつむり★★★
かなぶんのぶち当たりたる夜の闇★★★★
多田有花
巨大なるキャベツ友より届きけり★★★
今朝梅雨の雲を纏いて増位山★★★
森青蛙卵は水面の上にあり★★★
6月25日(4名)
小口泰與
軽トラの人の会釈や苗余る★★★
青鷺を影まで飲まし水田かな★★★
忽然と水面を割りし山女かな★★★
廣田洋一
手に受けし山の生気や石清水★★★★
山肌にしみ込んだ水が清水として湧き出ると、澄んで山の生気をたしかに感じる。石清水の凛凛とした冷たさを思う。(髙橋正子)
清水湧く水琴窟を齎しぬ★★★
宿場町旅人癒す清水かな★★★
多田有花
燕の子少し飛んでは巣に戻る★★★★
燕の子はまだ飛ぶ力が十分でないのだろう。少し飛んでは巣に戻る。かわいらしくも健気な燕の子だ。(髙橋正子)
雲間より光漏らして梅雨の月★★★
ほととぎす何に急かされ鳴きつのる★★★
桑本栄太郎
暁のうす曇りたる梅雨の空★★★
曇りても天の明るき梅雨空に★★★
再診の終えて家路や夾竹桃(原句)
再診を終えて家路や夾竹桃★★★(正子添削)
6月24日(4名)
廣田洋一
合歓の花葉陰に聞こゆ子守唄★★★
夕風に葉の揺り籠や合歓の花★★★
夕茜燃え立つごとき合歓の花★★★★
合歓の花に夕陽があたると、静かでやわらかな花も夕陽を含んで燃え立つように見える。優しい花も燃え立つときがある。(髙橋正子)
小口泰與
川風の抜けゆく座敷洗い鯉★★★★
河骨や水底けぶる風の池★★★
八十路にて渾名呼び合う冷やし酒★★★
桑本栄太郎
<生体検査入院より>
★大の字に寝たる検査や梅雨寒し★★★★
★梅雨冷や点滴針の痛くあり★★★
★検査終え一日暮れ行く梅雨夕焼け★★★★
 お疲れさまです。
多田有花
キックボードで郵便局まで夏の午後★★★★
風通る座敷で昼寝する至福★★★
ほととぎす鶯交互に鳴く夜明け★★★
6月23日(3名)
小口泰與
みどり子を寝かす座敷や薫る風★★★
水際に光を掬う梅雨の蝶★★★★
水際を飛ぶ蝶の姿を見事に表現している。水の光を掬うように水際近くを飛ぶ。詩的な句だ。(髙橋正子)
雨後の田を低く飛びたる夏燕★★★
多田有花
梅雨晴やトイプードルはペアで散歩★★★
蓮の葉や立ち上がり巻ほどき初め★★★★
緑陰にしばし休息オートバイ★★★
廣田洋一
昼寝覚枕辺の茶を飲みにけり★★★
スマートフォン居間に残して昼寝かな★★★★
昼寝覚予定の時刻過ぎてをり★★★
6月22日(3名)
小口泰與
文机を灯すや忽と青葉木寃★★★★
天窓に忽と光やはたた神★★★
瑞々し雨後の山桜桃を摘みにける★★★
廣田洋一
夕茜川面に映る五月晴★★★★
絵日傘の畳み置かれし郵便受け★★★
遊園地ためらひ開く黒日傘★★★
多田有花
夏の池縄張り守る猩々蜻蛉★★★
青羊歯の広がり垂れ初む山路かな★★★★
山路を歩くと、路の脇に生えている羊歯が、青々として路を狭めるように垂れてきた。この羊歯を分けて山を歩くのは夏山の楽しみになる。(高橋正子)
菩提樹の落花盛んなる境内★★★
6月21日(4名)
小口泰與
梅雨晴やよたよた畦の猫車★★★
渓音に育つ青あか濃紫陽花★★★★
仏法僧史書興亡の歴史にて★★★
廣田洋一
門前に人惹きつける百合黄色★★★
一輪はそっぽを向きて百合の花★★★
老鶯に聞き惚れ歩む畦道よ★★★★
桑本栄太郎
辻曲がり出会い頭や鬼やんま★★★★
鬼やんまは一匹で飛んでいることが多いが、不意に方向を変えたり、翅を強く打ったりとやんちゃな面白さがある。辻を曲がると出会い頭に鬼やんまと会う。「あぶないじゃないか」と一言いってやりたい親しさがある。(高橋正子)
泰山木の花の久闊叙すように★★★
目覚むれば窓に明るき西日かな★★★
 ※お大事に。(高橋正子)
多田有花
蜻蛉生る朝日に翅をきらめかせ★★★★
蜻蛉が生まれると翅が乾くまで草の上などでじっとしている。朝日に翅がきらめいて、まさに生命の誕生を祝している光景。(高橋正子)
夏つばめ頂囲み飛び交いぬ★★★★
夏至快晴シャツ三枚を洗い干す★★★★

自由な投句箱/6月11日~20日

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※投句は、一日1回3句に限ります。
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主宰:高橋正子・管理:高橋信之