されどシェークスピア/9月16日(水)

俳句

晴れ
○鳩山さんが首相となる。理系宰相に熱い視線、という見出しもある。菅さんも東工大の出身。理系の頭で、クリアな政治を行ってもらいたい。

○リチャード三世を見たいと思いネットで検索。リチャード三世を悪役にしすぎた劇団のメークに失望。意外とよさそうなのが、子どものためのシェークスピア。華のん(カノン)の企画したもの。パナソニックの後援を受けて活動しているようだ。チェーホフと、古典落語もある。良いものを、本物を、の精神のようだ。

○一昨日の続きだが、シェークスピアは、やはり面白い。原文と翻訳と比べながら、そのエッセンスが読める。リチャード三世に出てくるエリザベス王妃の話す言葉には大いに感心。短く、あまり難しくない言葉、心がぽつっと零れるような言葉は、決して男性の言葉ではない。若いときは、このようなことには気付かなかったが、年をとってわかものがあるので、年をとるのもよいことであろう。劇の台詞を少々覚えて、ロンドンにでも行って、イギリス人の芝居を見てみたくなった。宝くじにでも当たったら、そうしよう。

シェークスピアは、老後の楽しみによさそうだ。それにアガサなどの推理小説。漱石も。老後は古典を楽しむのがいいだろう。こういった人たちの御蔭で、人生の日々がたのしく送れる。クラッシクの音楽家の多くの楽しみを残してくれた。願わくば、俳句でも人生の楽しみとなるような句を遺して欲しいものだ。

9月15日(火)

俳句

曇り
○11月号の選句。ブログ句会の秀句のコメントを書き溜める。木曜日を編集などに当てる。

○こちら日吉の蟋蟀は、庭の木の上でも鳴く。これを今夜確認。そばに居た人にも確認してもらった。ひどく、力の強い鳴き方なので、種類の違う蟋蟀なのであろうかと思うが、どうか。興ざめた声。西洋では、蟋蟀(cricket)は、死を予告するものらしいが、木で鳴く蟋蟀はいただけない。虫は野の草に置け。

シェークスピアの名台詞/9月14日(月)

俳句

晴れ
○コンテストの授賞式兼打ち上げを11月22日(日)に早稲田のリーガロイヤルホテルで行う。午前11時から午後1時。会費4千円を設定。リーガロイヤルに予約を入れた。

○信之先生、論文執筆中につき、横浜の紀伊国屋に出かける。私用に、『シェイクスピア名詩名句100選』(関口篤訳編/2006・6・30発行/思潮社)を買ってくれた。用はどこかによいところがないかというわけだが、それよりも、これを読み、シェークスピア劇を見たくなった。今は『リチャードⅢ世』が見たいものだ。
「この口先だけのご立派な世間、色男で通らぬとなれば、手は一つしかない。あっぱれ、悪党になってやる。」の名台詞。これをどういう風に役者が言うのか。
もう一つ、気に留めて置くべき台詞。『真夏の夜の夢』の「詩人のペンはまったくの空無に一つの確固とした居場所と名を与える」。「名を与える」がシェークスピアらしい。ともかくも、この本は、実際に芝居を見てみたくさせる本。

花冠11月号作品

秋の星
高橋正子

朝顔の紺の仰向きがちな朝
朝顔の紺一輪を水に挿し
追悼 志賀泰次さん
北の大地を詠みて秋立つ頃逝きし
つまみ菜を洗えば濁る水の色
いつよりか燕無き空青澄める
秋の星寝に就く前の大きな宙
剥く梨にわが顔映りいたるかも
堰落ちる秋水朝日を満面に
朝顔の垣根解きて風透けり
一椀の汁に絞りきる酢橘

9月10日(木)

俳句
秋の星

いつよりか燕無き空青澄める
さびしさは秋の星より降り来る
葡萄一粒つまみ瞳の黒からむ
鶏頭の燃えておるなり大和し国
堰落ちる秋水朝日を満面に
朝顔の垣根の四角風透けり
晴れし夜は空にしろじろ鰯雲
一椀の汁に絞りきる酢橘
秋来たれども次々とハイビスカス
秋光に青き水なる隅田川
秋の星寝に就く前の大空に

○11月号の投句締切。

○コンテストの役員各位に早めに投句をするよう、また、知人に投句を勧めてくれるようMLを出す。

○富士峠の湧水を半ダース注文したのが届く。これまで飲んだ水のなかで一押し。子どものころ飲んだわが家の井戸水に似ている。因みに、わが家の井戸水は酒作りの水にもなっていて、冬になると酒屋から大きな木のコンテナをトラックに載せて、汲みに来ていた。

9月9日(水)

俳句

くもり()
○町内会名簿の自分の班の名簿を作り、ブロック長に提出。未提出者が、前回(16年度)の4分の1から、半数に増えた。

町内会の回覧は、少なくとも月2回はある。それに加え、募金、防災、行事などの連絡事務があり、結構仕事がある。

9月8日(火)

俳句

晴れ
○6日の全国こども俳句協会臨時総会の役員人事の件、インターネット俳句コンテスト協会設立総会の件について、MLで報告。

○コンテストの賞状に押すためのインターネット俳句協会理事長印(縦書き角印)を作ってもらう。15日に出来上がり予定。信之先生に頼む。

○コンテストの賞状を60枚(A4パソコン用)を準備の予定だったが、センター北にはなく、明日大倉山まで買い行ってもらう。

○コンテストの案内を載せた10月号花冠を知人に配る。