曇り、ときどき晴れ
●横浜市長津田の、横浜市北部斎場で信之先生の葬儀を行った。
午前10時から。家族葬でするよう言い残していたので、子ども家族と私、みんなで6人で見送った。
遺影は、去年91歳の誕生日前の4月22日に写真館で立って撮った写真にした。立ったほうが姿勢がよくなるらしいので。葬儀屋さんは70代にしか見えないと言っていた。
棺の上には、白と薄紅の芍薬の花束を載せた。満開だったので、いい匂いがただよっていた。棺には、俳句手帳、うすい夏の歳時記、ボールペン、筆、短冊、色紙、CDROM『ひねもす俳句工房』『手袋の色』(句美子句集)、花冠1月号、正子の俳句葉書4枚、句美子さん、友宏さん、私の妹の光子さんの短冊、元家族の思いを書いた色紙を入れた。それにユーハイムのテーゲベック、飴玉、因島のはっさくゼリー、バッケンモーツアルトのからす麦クッキー。帽子、ハンカチ、タオル。これらを出かけるときいつも使っていたショルダーバグにいれた。それに住所と電話番号を書いた紙(いつも鞄にいれていた)とパス入れ。
短冊
ごちそうに桜の花びらふってくる 句美子
長旅を終えて新茶の香ばしく 友宏
薫風にいつかかわした君の声 光子
俳句はがき
更衣えていつもどおりに旅に出る 正子
砥部川
子どもらと橋の上より螢見る 正子
宮前川
水に触れ水に映りてとんぼ飛ぶ 正子
砥部の家
萩刈られ土ひろびろと月光に 正子
●夕方6時に家族6人集まって下田鮨と私の手料理で夕食をした。みんな今日のお鮨は美味しいと言って満足だった。外食はいつも鮨だという元希は大人に鮪をもらって山葵ありながら食べていた。中トロ大好きとのこと。
●元希が学校で染めたという藍染の絞りのハンカチくらいの布をくれた。藍の粉を学校に持ってきてくれた人がいたので、輪ゴムでしばって、絞り染めにしたもの。うすい藍色なので、ドロンワークでハンカチに仕立てようと思う。
お知らせ
去る5月24日、花冠名誉主宰である髙橋信之先生が91歳で逝去されました。葬儀は家族葬で6月1日に執り行いました。生前の皆様の交誼に感謝し、ここに謹んで逝去をお知らせいたします。
2023年6月2日
花冠主宰 髙橋正子
■故髙橋信之先生追悼句会のご案内
①投句:信之先生への追悼句1句、当季雑詠(春の句・夏の句)3句 計4句
②投句期間:2023年6月5日(月)午前6時~2023年6月11日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:6月11日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:6月12日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、6月12日(月)正午~6月15日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
※6月月例ネット句会は、信之先生の追悼句会とします。
主宰 髙橋正子
2023年6月2日
雨
●句美子はきのう午後から自宅へ帰ったが、熱を出す。頑張りすぎたようだ。葬式までには治ってもらいたい。
●美知子さん、洋子さん、晃さんへ電話。
●元が元希を連れて来る。元希はいつもは元気に「こんにちは」というのに、なんにもしゃべらない。塾があるので、線香をあげて帰った。元が誕生日カードのメッセージを熱心に読んでいた。
●エアベッド、点滴台、吸入器、車椅子を業者に返却。借りたものはすべて返却した。
●介護認定の通知書が届く。+
曇り
●信之先生の誕生日。句美子が誕生日カードを買って来た。「誕生日おめでとう。正子 句美子」とだけ。鳩居堂の俳句手帳とボールペン、スモークブルーの汗拭きようハンドタオル(グッドデザインだった。)をプレゼント。これらを供えた。
●数十年ぶりに喪服を買う。第一着目を試着してすぐ買った。鏡を見て「ああ、いい老人になったなあ。」の印象。コロナ前から3年以上横浜に行っていなかったが、日曜の混雑するなかを、横浜そごうへでかけた。ぶらりと店に入った格好にみえたのだろう。店員さんから「ふらりと店に入られてよかったですね。」の言葉。ふらり、じゃない。6月1日に必要だから。カットも予定していたが、疲れすぎたのでそのうち。
●美知子さんから、自家菜園の野菜や今治のお菓子と信之先生へ誕生日カードが送られてくる。お菓子と誕生日カードを供えた。カードの画は児島虎之助。私にはルソーの柔和な絵葉書。倉敷の美術館に行かれたとのこと。
5月月例ネット句会は、開催延期としておりましたが、中止といたします。
よろしくお願いいたします。
2023年5月26日
主宰 髙橋正子
晴れ
●すみれを抜く。
●元が来て大学の教科書を整理する。捨ててよいと言われていたのを捨てるがしのびなく段ボール箱に入れて残しておいた。外に置いていたので、ゴキブリが出入りしていようで、すべて捨てることになった。大方はコンピューターの本。
●一日が長い。23日から徹夜。
今朝2時30分、信之先生亡くなる。3時30分に医者が来て死亡診断。やまと診療所髙橋医師。誤嚥性肺炎で死亡。
●追記(7月19日):5月24日を信之先生の忌日を「芍薬忌」として、句会を開こうと思う。
●生協の配達。博多のぶらぶら饅頭とどこかの葛饅頭が届く。
●2か月ぶりハート内科へ。午後の受診なのに早く行き過ぎて、病院は昼休み。1Fのお店を見る。かまくらの豆菓子を初めて買った。540円のを4袋と、横浜三塔というお菓子ひと箱を買う。これも初めて買うお菓子。
行きはバス、帰りはタクシー。
晴れ。
●午前、訪問診療。信之先生、体調良好で、診療の先生、看護師さん、事務の方、雑談を少しされる。句集『手袋の色』(髙橋句美子著)と花冠1月号を診療所用に差し上げる。無理にではなく、皆さん、興味を持たれた様子なので。
「俳壇4月号」は、四季の森公園について書いてあるので、コピーを後日渡すことに。