■7月月例ネット句会入賞発表■

■7月月例ネット句会入賞発表■
2025年7月16日
【金賞】
35.青田風四万十川へ抜けてゆく/吉田 晃
清流「四万十川」が青田すべての風を集めて、なお研ぎ澄まされた川になっていくようである。(髙橋正子)

【銀賞/2句】
40.信号旗たなびく船に夏の潮/上島祥子
ここに溌溂とした詩がある。夏の潮をゆく船に信号旗がたなびいて、視覚にも夏をさやわかに訴えている。(髙橋正子)

25.鮎並ぶ淡く黄色の尾が透けて/髙橋句美子
「黄色の尾が透けて」の観察が正しく、清流の魚が魚店に並んでさえも清流を泳ぐ感がある。(髙橋正子)

【銅賞/3句】
16.子ら走る夏越の杜の賑わいへ/藤田洋子
夏越(なごし)の祭は暑い夏を越えるために行われる。形代を持ってお参りし、茅の輪をくぐる。夜店が出ることも多く、子どもたちにとって楽しい祭りでもある。夏越の行われている神社の杜へと走るのだ。(髙橋正子)

19.水打てば葉陰に胡瓜のどっしりと/土橋みよ
真っ正直なものの見方に風格がある。水を打った葉蔭の胡瓜が「どっしりと」と思うくらい良く育っているのだ。(髙橋正子)

23.沐浴を終えし赤子に星祭/柳原美知子
沐浴を終え、汗をさっぱりとながした赤子も星祭に加わるのだ。健やかな成長をいのるばかりである。(髙橋正子)

【髙橋正子特選/7句】
07.大空へひびく初蝉ぎこちなく/高橋秀之
蝉の鳴き始めは、8月の大合唱とは違い1匹だけで鳴きはじめ、鳴き方もやや不安定です。それだけだと少しの寂しさも感じますが、「大空へひびく」とあり、ぎこちなさの中にもとても堂々としている鳴き声が聞こえてくるようです。(土橋みよ)

19.水打てば葉陰に胡瓜のどっしりと/土橋みよ
胡瓜が夏の暑さにも負けずよく育っている様子が窺えます。(髙橋句美子)

23.沐浴を終えし赤子に星祭/柳原美知子
生後間もない赤ちゃん、沐浴を終えた安堵感のなか迎える星祭。ご誕生の赤ちゃんと今宵の星祭を迎える喜びとともに、これからの健やかな成長を願うお気持ちが伝わります。(藤田洋子)

25.鮎並ぶ淡く黄色の尾が透けて/髙橋句美子
清流の女王と呼ばれる鮎。「黄色の尾が透けて」にしっかりとした観察の目を感じます。塩焼きで食卓を飾ったのでしょうか。 (多田有花)

16.子ら走る夏越の杜の賑わいへ/藤田洋子
35.青田風四万十川へ抜けてゆく/吉田 晃
40.信号旗たなびく船に夏の潮/上島祥子

【髙橋句美子特選/7句】
03.端居して栞となせる五葉松/小口泰與
庭の見える縁側で涼みながら読書をしている様子が想像されます。五葉松の栞とは何と詩的で優雅でしょう。とても素敵な時間を過ごされているご様子が羨ましく思われました。(土橋みよ)

04.大薬缶並べ部活の氷水/桑本栄太郎
猛暑の中、アルマイトの大きな薬缶のかち割り氷でキンキンに冷えた氷水に一息つく部活動の子供たち。薬缶が並ぶ数だけの若さとエネルギー、夢が感じられ、この夏を元気で乗り越え、成長してほしいと願います。(柳原美知子)

19.水打てば葉陰に胡瓜のどっしりと/土橋みよ
胡瓜が夏の暑さにも負けずよく育っている様子が窺えます。(髙橋句美子)

22.ゆりかごを窓の青田へ揺らしおり/柳原美知子
涼しげです。青田の上を吹いて開け放たれた窓から入ってくる風、そのなかで揺れるゆりかご。穏やかで一枚の絵のようです。(多田有花)

29.目を丸く吾子はじめての稲光/西村友宏
生まれて初めての雷鳴と稲光、赤ちゃんが驚いてきょとんとしている様子が目に浮かびます。可愛いですね。(多田有花)

32.涼しさに熱のある児のよく笑う/髙橋正子
昔巷では、子供が知恵をつけるため頭をよく使うから出る熱と言われていたが、医学的な根拠はないようだ。6~7か月を過ぎると母親の免疫が無くなり、ちょっとした病気にかかりやすくなる。親は大変心配するが、これは子どもが自己免疫を獲得するために非常に重要のようだ。だが、乳児の発熱は心配なものだ。子育てをしたことのあるバアバでも心配。それでも当の本人が何事もないようにケラケラ笑っている姿をみて、安堵するバアバなのである。(吉田 晃)

35.青田風四万十川へ抜けてゆく/吉田 晃

【入選/18句】
01.翡翠や見事水面へ一直線/小口泰與
翡翠の敏捷な動き、一瞬の直線的な飛翔を見事に捉えられています。美しい翡翠を見る水辺がとても涼やかです。(藤田洋子)

02.しんしんと山白むなり夏の暁/小口泰與
夏の暁のものみな鎮まるひととき、山々のしろじろと明けていく様子がしんしんとによく表れていると思います。(柳原美知子)

06.夕立去り西山またも陽のあかり/桑本栄太郎
夕立が上がり、西山の空に陽が戻って夕焼となったのだろう。陽の明りが効いて、景が良く見える。 (廣田洋一)

09.冷奴窓からそよぐ昼の風/高橋秀之
冷奴の清涼感と窓からの風の心地よさに、猛暑の中でありながら、一抹の涼味とひと時の安らぎを感じさせていただきました。(藤田洋子)

10.涼風の吹き抜けて行く古都の路地/廣田洋一
古都の町並みには路地が広がっている。その路地を吹き抜ける風を感じている。その場に佇み気持ちよさを味わう様子が伺えます。(高橋秀之)
涼風が吹き抜けていく場所はいろいろあります。森の中、田園地帯、都会の一画など。古都の路地を吹く涼風にはまたそこならではの味わいがあります。(多田有花)

11.夏野菜一畝毎に色変わり/廣田洋一
夏野菜と言えばトマト 胡瓜 茄子 などでしょうか。実りが楽しみな気持ちが伝わります。 (上島祥子)

13.驚きて薮から出たる夏雀/友田 修
夏の雀たちは何に驚いたのでしょうか。大きな音、人の気配、ほかの動物などなど。そんなことを思いながらこの句を読ませてもらいました。(高橋秀之)

14,退院の手続きするや雲の峰/友田 修
入院している間に季節が進んで雲の峰が出来るようになっている。思いがけず長く入院していたと実感する気持ちが伝わります。 (上島祥子)

17.離れ住む娘の名も記す夏祓/藤田洋子
親元を離れて暮らしても、子どもたちのことは気になるもの。夏祓いに子どもの名前を記して健康、安全を祈願する。きっと名前を記しながら、子供たちが小さい頃の夏祭りなども思い出していらっしゃるのでしょう。(高橋秀之)

18.夏雲湧く城山街の真ん中に/藤田洋子
街空を仰げば真ん中に天守の見える松山城。折しも
城山の上の真青な空には真白い夏雲がむくむくと湧き、うつくしい夏景色とともに新たな季節の到来を告げてくれます。(柳原美知子)

28.式服に汗の滴るお食い初め/西村友宏
お食い初めを式服を着て格式を持って行うのが素晴らしいですね。夏は汗をかいて大人は大変では有りますが、その中心に少し大きくなった赤ちゃんが健やかにして居る様子が思われて幸せな気持ちになります。(上島祥子)
赤ちゃんの生後100ヶ日を祝って「お食い初め」を行います。丁度その頃が夏場とあっては、家族の特にご婦人達は汗が滴るほどの暑さの中です。祝い事は季節を待って呉れませんね。(桑本栄太郎)

36.ヤゴの背が割れて蜻蛉の生まれけり/吉田晃
背が割れて蜻蛉が生まれる、「変態」というという命の転換点をとらえているところに圧倒されます。 (友田修)

38.白雨来て夕刻の町清めけり/多田有花
自然な詠みぶりで、猛暑の中、一読して涼やかな気持ちになりました。白雨の後の町の余韻が感じられるようです。(柳原美知子)

39.クレチマス咲き上りたる濃紫/多田有花
様々な園芸品種のあるクレチマス。中でも「咲き上りたる濃紫」の描写が、クレチマスの見事に際立つ美しさ、夏陽に咲く逞しさを感じさせてくれます。(藤田洋子)

42.手水舎の吐水の龍に苔繁る/上島祥子
神社で、参拝者が手を洗い、口を漱ぐための手水舎の水の出口の龍の古びた様子が素敵な景ですね。(小口泰與)

24.万緑の雨滴こぼれて谷流る/柳原美知子
37.紅百合の雌しべのすべて天を指し/多田有花
41.紅蓮の百鉢並ぶ古刹かな/上島祥子

■選者詠/髙橋正子
22.涼しさに熱のある児のよく笑う  
昔巷では、子供が知恵をつけるため頭をよく使うから出る熱と言われていたが、医学的な根拠はないようだ。6~7か月を過ぎると母親の免疫が無くなり、ちょっとした病気にかかりやすくなる。親は大変心配するが、これは子どもが自己免疫を獲得するために非常に重要のようだ。だが、乳児の発熱は心配なものだ。子育てをしたことのあるバアバでも心配。それでも当の本人が何事もないようにケラケラ笑っている姿をみて、安堵するバアバなのである。(吉田 晃)

21.雷のあとのしじまの涼しかり
23.麦茶沸く匂いが隅に宵の口


■選者詠/髙橋句美子
27.夏帽子白さは雲に溶けそうに
「溶けそうに」がとてもユニークで、白い夏帽子と雲がよく似合っています。透明感溢れる句で詩的な美しさに惹かれました。(土橋みよ)
夏帽子の白さが溶けると言う表現で空の青さと雲の白さが際立つさわやかな夏の一コマが浮かびます。(西村友宏)

25.鮎並ぶ淡く黄色の尾が透けて
清流の女王と呼ばれる鮎。「黄色の尾が透けて」にしっかりとした観察の目を感じます。塩焼きで食卓を飾ったのでしょうか。 (多田有花)

26.汗拭いてやる赤子手を握りしめ
作者の愛情と優しい視点に惹きつけられます。赤ちゃんには生まれながらに把握反射が備わっていますが、それはわかっていても、人間らしい生命力と親子の触れ合いによる絆を感じられたのではないでしょうか。(土橋みよ)


互選高点句
●最高点句(5点)
36.ヤゴの背が割れて蜻蛉の生まれけり/吉田 晃
集計:髙橋正子
※コメントのない句にコメントをよろしくお願いします。思ったこと、感じたこと、ご自由にお書きください。

■7月月例ネット句会清記■

■7月月例ネット句会清記■
2025年7月13日
42句(14名)
01.翡翠や見事水面へ一直線
02.しんしんと山白むなり夏の暁
03.端居して栞となせる五葉松
04.大薬缶並べ部活の氷水
05.濯ぎもの慌て取り込む雷雨かな
06.夕立去り西山またも陽のあかり
07.大空へひびく初蝉ぎこちなく
08.夜店からお焦げが香る風に乗り
09.冷奴窓からそよぐ昼の風
10.涼風の吹き抜けて行く古都の路地

11.夏野菜一畝毎に色変わり
12.吟行てふ名目掲げ船遊
13.驚きて薮から出たる夏雀
14.退院の手続きするや雲の峰
15.夏の薔薇整えたなり草いきれ
16.子ら走る夏越の杜の賑わいへ
17.離れ住む娘の名も記す夏祓
18.夏雲湧く城山街の真ん中に
19.水打てば葉陰に胡瓜のどっしりと
20.力込め鮃の皮引く夏本番

21.杖つかず掴まらず行くあじさい坂
22.ゆりかごを窓の青田へ揺らしおり
23.沐浴を終えし赤子に星祭
24.万緑の雨滴こぼれて谷流る
25.鮎並ぶ淡く黄色の尾が透けて
26.汗拭いてやる赤子手を握りしめ
27.夏帽子白さは雲に溶けそうに
28.式服に汗の滴るお食い初め
29.目を丸く吾子はじめての稲光
30.オルゴールに吾子と並んで大昼寝

31.雷のあとのしじまの涼しかり
32.涼しさに熱のある児のよく笑う
33.麦茶沸く匂いが隅に宵の口
34.合歓の花てんでに児が触れ眠らせる
35.青田風四万十川へ抜けてゆく
36.ヤゴの背が割れて蜻蛉の生まれけり
37.紅百合の雌しべのすべて天を指し
38.白雨来て夕刻の町清めけり
39.クレマチス咲き上りたる濃紫
40.信号旗たなびく船に夏の潮

41.紅蓮の百鉢並ぶ古刹かな
42.手水舎の吐水の龍に苔繁る


※互選をはじめてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。

7月12日(土)

晴れのち曇り
●気温は低い。横浜市民370万人のうちの1万人に選ばれた。特別感があるが、NPOの地域環境整備、市民needsの調査アンケートに答えると言うだけのこと。真面目に考えて出した。これは封書できたからだが。
●午前中から発送準備。昼前センター北へ足りない分の封筒を買いに出かけた。途中、体調が良くない感じがしていたので、買ってすぐ帰ったが、お昼を食べたあとから、吐き気と腹痛、冷や汗。涼しくして休んでいたが、ひどくなって、熱中症を疑った。そのうち嘔吐と下痢になり、それが収まると、なにごともない感じになった。何年か一度この症状に見舞われる。疲労とストレスの積み重ねによるもの、やはり、編集の後、一息入れればよかった。ケーキと紅茶ぐらいでもよかったが、今回はご褒美なしだったので、もろに体に出た。夕方には、普通になったが、食事は葛湯だけで、水分補給はしっかりとした。

7月11日(金)

晴れ
涼しさに熱のある児のよく笑う   正子
手土産の焼きもろこしが荷に匂い 正子
 
●昨日の雨は、川崎だけでなく、ここ港北区にも100㎜の雨をもたらした。2時間ほどで止んで、今日は涼しい。赤ん坊が予防注射で熱を出したというので、昼過ぎから夕方まで手伝いに行く。おとなしい感じなのだが、クマのぬいぐるみを「一、二」と言いながら体の向きを変えるとケラケラ笑う。何を喜ぶかわからない。
 
●昨日のうちに花冠を校了したのは、正解だった。17日の夕方届くことになった。20日の予定が、3日早くなって、大いに喜ぶ。しかし、まだ7月号の仕事はある。ファイルや原稿の整理。これをきちんとしないとあとで使い物にならない。それに発送準備。
●昨日、自分の書いた「リルケと俳句と私」を校正しながら、思ったのであるが、『マルテの手記』は詩人のバイブルなのではないかと。これまで「詩とはなか」と言う本は何冊か読んで、かなりいい本もある。しかし、これ一冊でいいと言う本はなかった。これ一冊でいい「詩とは何か」の本を挙げよと言われれば『マルテの手記』と私は今答えるだろう
●「俳壇8月号」に正子の俳句が掲載される。自分の俳句をかなり客観的に見れるようになっている。正子の俳句は普通に表現しているが、かなり独自。もし、理解者がいたら、感謝しなくてはならないだろう。理解者がいないのは、すがすがしくも自由であることでもあるのだ。

7月10日(木)

晴れ、夕方大雨
みどりの胡瓜すぐにもろみなどつけて 正子
雷のあとのしじまの涼しかり     正子
●花冠7月号午後3時半ごろ入稿。入稿後、阪急へ買い物に。魚売り場にめずらしくマナガツオがあったので、これだと思ったが、一切れ880円。わが家にはちょっと高すぎる。
●大雨の予報が出ていたので、魚だけ買って直ぐ帰った。入稿したのでほっとしたものの、夕方6時には校正データが届いたので、校正して、印刷に回した。晃さんから8冊の注文があった。
 
●夕方雷雨。中原区や幸区では、1時間に100mmぐらい降ったようだ。夜中には止んで静かになった。
 
●もろきゅうが食べたくなってから、そこそこ経つ。もろみを買い忘れること数度。今日も忘れたので、家にある味噌で胡瓜にあいそうな味味噌を作った。味噌、みりん、砂糖、しょう油と、針生姜をみじん切りに。練るのを省略、レンジで水分を飛ばした。

7月9日(水)

曇り、ときどき晴れ
 
●「リルケと俳句と私」(二)の原稿が仕上がる。「見る人」と「事物の人」で終わった。原稿用紙8枚ぐらい。来年の1月号に続きを書くが、出来れば早めに書いておきたい。
 
●角川の秋に出版される歳時記が5刷で1万円少々。これに信之先生と正子の俳句が載ることになっている。しばらく歳時記を買っていないので、買おうかと思っている。

7月8日(火)

晴れ
朝顔の茂りに宿る影の紺 正子
百日草丈だけ伸びて日を欲す 正子
●関東地方、まだ梅雨が明けていない。「リルケと俳句と私」(二)を書き終える予定だったが、書くことを考えていたら、どんどん時間が経ってしまって、2時を過ぎてしまった。決心して今日は何もしないことにした。「相棒」とか見て過ごした。
 
●「愛媛若葉」7月号を拝受。「俳句のてびき(151)」に「若葉」主宰だった富安風生の句への西村和子氏の鑑賞が載っていた。
「翅たたむ天道虫の紋合ひて 風生」の句からリルケの『若き詩人への手紙』の次の箇所を思い出したと書いてあった。
(自然に近づいて)「この世の最初の人間のような気持ちで、あなたの見たり体験したり愛したり失なったりすることを言おうとおつとめなさい」という一節を思い出した」と。
これを読み、私は臥先生の次の天道虫の句を思い出した。
「天道虫の背が割れ空へ一直線 臥風」 
比べればずいぶん句風が違う。どちらにも良さがあるが、句の次元が違うので比べられない。心境の次元のちがいである。臥風先生の句は、やはり花冠的感性に近い。

7月7日(月)小暑

曇り
●蒸し暑いが、室内はクーラーなしで29度。
 
●夕方、句美子の家へ手伝いに。土曜日に行っているので、赤ん坊は顔を覚えている感じだ。機嫌よさそうで、声がよく出ている。
 
●帰宅して、花冠7月号の原稿で、完成したものはPDFにする。
●Copilotにバイアスがかかって使いにくくなった。「二句一章」「感性の共同体」などの語句をひっかけてくる。

7月6日(日)

曇り
 
●「リルケと俳句と私」を書きかけて、また『マルテの手記』『リルケ』を読む。リルケは「見る人」「事物の人」として書きはじめた。「見る人」とはどういうことか、俳人の見方との違い、「事物の人」はどういうことか、ロダンとセザンヌをどう扱うか、根源俳句は何故行き詰ったかなどの考証をいれながら書けばかきやすいかもしれない。そして小見出しを付けた方がわかりやすいし、書きやすいと思った。出だしだけ書いて、就寝。