6月1日(土)


晴れ。さわやかな良い天気。

信之先生の米寿のお祝い。子供たち家族だけで、自宅でする。
柳原美知子さんから米寿のお祝いに棚田のお米をいただいので、飾る。
句美子が贈ってくれた薔薇は切り花だけど、産直なので、1か月が咲くそうだ。家に届いて8日目となった今日は、満開。疵ひとつない。あっぱれというほどの咲きぶり。
元は有田焼の対の湯飲み。コーヒーも飲めそうなものをくれた。
孫の元希は、おじいちゃんの絵。絵に仕掛けがしてあって、めくるとぶどうが描いてある。

元希は新しい色紙を見つけて、描きたがる。筆ペンを渡すと自分の右手をおそるおそる描き始めた。途中右手を見て描こうとしたが、手には筆。まあいいや、という感じで、描き終えた。おかしいと思ったのか、手に目鼻を描いて、雲を描いた。空は、さっさと風が吹くみたいにかいて、落款を押してできあがり。落款は是婁曼(ぜるまん)。次は、変な絵を描きたいといい、面白い絵を。次は、地図を描きたいいい、わが家の間取り図を描いた。先に描いた絵二枚と色紙数枚と筆ペンを持ち帰った。色紙に墨で描くのが、よほどおもしろかったらしい。これがお祝いの余興になった。

6月月例ネット句会ご案内


●6月月例ネット句会投句ご案内●
①投句:当季雑詠(夏の句)3句
②投句期間:2019年6月3日(月)午前6時~2019年6月9日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:6月9日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:6月10日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、6月10日(月)正午~6月13日(木)午後6時

○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之

6月2日(日)


信之先生と。東京白金台の自然教育園へ出かける。目黒駅近くのレストランで昼食を済ませる。

今日の花は、あさざ、野花菖蒲、草藤、蝦夷紫陽花、アカイロニワセキショウ、アイイロニワセキショウ、ハンカイソウ。山法師が咲き残る。
花菖蒲は、野花菖蒲を園芸種として改良したものだそうだ。江戸紫の花色と、か細げな姿が魅力だ。
箱根の仙石原にも野花菖蒲があったが、仙石原は、気温のせいで、平地よりひと月遅れて咲いていたのではないかと思う。

植物園の売店で、雀のピンバッジを買う。これが雀とわかったら、孫の元希にあげようと思って買った。

信之先生は、昨日6月1日に、88歳の米寿の祝いを子供たち家族と祝ったところ。本来の誕生日は5月28日。夜は足腰に堪えたようだ。

○自然教育園
http://www.ins.kahaku.go.jp/

5月28日(火)


曇り、ときどき雨。
信之先生米寿。柳原美知子さんが、重信の棚田のお米を送ってくださる。米寿のお祝いにお米。納得。家族だけで6月1日にお祝いをすることにして、みんなに知らせていなかったが、ジャストタイミングのお祝いに驚く。
句美子が贈ってくれた薔薇がよく開く。気が付いたときに霧を吹いている。

5月27日(月)


昨日26日は、5月にしては、高温。北海道佐呂間で39.5度。
横浜で32度。トランプ大統が来日中。皇居で歓迎式。こういう儀式、人もきりっと形式のひとつにならないと美しさがなくなるみたい、の印象。

●土曜日、句美子からピンクのバラの花束が届く。20本のバラ、花瓶に入らないので、バケツに入れて、玄関前に。

●昨日は、信之先生を理髪店に連れていった。この理髪店、東芝の寮や社宅があったころは、大賑わいで従業員を2,3人雇っていたとのこと。今は一人でのんびりやっているとのこと。

●インターネット俳句センターのHPが5月19日から見れない。25日(土)に元にメールを何度かして、原因を調べてもらったが、結果登録会社に問い合わせるようにということになった。こちらの更新忘れではないのだ。料金も払っている。そのことも会社の更新ページで確認できている。原因はなんだ?
gooのwebメールもリニューアル後使用できない。課金はとられているのに。

5月21日(火)


雨、風強し。
京大の先生が、『理系の読書』の内容について、ラジオで話していた。
<puburish or perish>
目的へ向かっての読書。つまり、論文にまとめて出版すること。いろいろ読んでも論文という形にならなければ、perish。
俳句も句集にまとめなければperish。俳句雑誌を出さなければ、perish。・・の論理になってしまう。
 
インターネットの利用が根本的に変化している印象だ。それについて、書いた本を見つけていない。

5月20日(月)


曇りのち雨。

句美子から連絡。
http://kakan.info/
が検索できなくなっていると。少し前まではできたそうだ。サーバーへの代金は振り込みが済んでいるのは、確認済みだ。
調べるとたしかに検索に載らない。理由は一つ思いつく。URLが初期状態になったか。googleに再登録しなけれなならないのか。

●webメールがログインできない。二つあるPCの一つでは読める。これはどういうことか。
●検索エンジンにkakan.infoがかからない。

素人泣かせである。

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5月19日(日)


句美子、粟餅を持参。目黒のお菓子屋で買ったそうだ。

薔薇の香の屑となれりや花を掃き  正子
若葉闇電車に読めるこどもの本   正子

夕食を済ませて、東急日吉店へ。ポイントアップと10%オフデイの最終日。
夏用ソックスと便箋など文具。本屋により、MRPartnerを見ようと思ったが見つからず、子どもの本を見る。『小学一年生どらえもん』と『かいけつゾロリお宝さがし』を買う。プレゼント用の包みをそっとほどいて読むと、面白い。

5月13日(月)


晴れ。薔薇日和。

●5月月例ネット句会入賞発表。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d/

●gooメールリニューアル後、メールにログインできなくて困っていた。いつも使っているPCではなく、別のPCでログインしたら、大丈夫だった。専門語でいうと、別のブラウザーでログインしなさいってこと?。PCが2台以上ない人はどうするの?いつものPCに寿命が来ているのか。しかし、不可解な現象だ。
本当にけしからん。

HPの重要更新事項が完了して、ひとまず安心。息子にPCを見てもらわねばならないか。

●今朝、俳句を文学と思うことを辞めた。芸術や文学とは程遠いものだ。俳句は文学や芸術から日々遠ざかる運命をもっていると思われる。漱石がその良さを認めたその短さのために。だからと言って俳句を作るのを辞めるわけではないが。

●子ども俳句掲示板。髙橋博己・周也兄弟の投句が久しぶり、ずいぶん粘り強い。お父さんの力もあるのだろうが。

■5月月例ネット句会入賞発表


■2019年5月月例ネット句会■
■入賞発表/2019年5月12日

【金賞】
★麦秋の車窓となりぬ近江富士/桑本栄太郎
詠まれた景色がすばらしい。近江富士は、三上山の愛称で、東海道新幹線の車窓からも眺められる。平野の中の独立峰は標高432mの低山。麦秋の野が広がる向こうに近江富士はなだらかな山稜をもって立っている。車窓が額縁になり、爽やかな麦秋の景色が楽しめる。(高橋正子)

【銀賞/2句】
★母偲び風炉の茶を立て供へけり/廣田洋一
もの静かな立ち居振る舞いの母の姿が思われる。風炉の茶となる夏の始めの軽やかさが、却って母をじみじみと思い起こさせる。(高橋正子)

★熟れ麦の香と水音へ一歩ずつ/柳原美知子
麦が熟れる香、田水が流れる音。熟れ麦の香、水の音に近づきたくて、少し不自由な脚をゆっくりと、一歩ずつ進めて行く。麦秋の野が懐かしく詠まれている。(高橋正子)

【銅賞/2句】
★一斉に変わる夏服中学生/高橋秀之
制服のある中学生。衣替えの季節になると、何月何日からと、一斉に衣替えする。それまでの黒い服から、真っ白なシャツになる。中学生の笑顔が見える見事で鮮やかな変身である。(高橋正子)

★藤の花見上げて歩くピクニック/髙橋句美子
ピクニックに出掛けた。山藤の花か。ここに見上げ、あそこに見上げて歩く。ピクニックの楽しさが、あっさりと詠まれている。(高橋正子)

【高橋信之特選/6句】
★天道虫見つけ嬉しや朝歩き/祝恵子
朝の散歩で見つけた天道虫。ただそれだけで嬉しい。日常のひとこまに生きる喜びを感じます。 (高橋秀之)

★窓若葉素焼きのカップに絵付けの黄/柳原美知子
一心に絵付けをしているところに、若葉風がそっと通り過ぎていきます。(祝恵子)

★麦秋の車窓となりぬ近江富士/桑本栄太郎
★母偲び風炉の茶を立て供へけり/廣田洋一
★裏町の花屋も母の日カーネーション/高橋正子
★36.熟れ麦の香と水音へ一歩ずつ/柳原美知子

【高橋正子特選/6句】
★手伝いの孫の背高しトマト苗/祝恵子
小学校高学年から中学生にかけてはぐんと背の伸びるときです。いつの間にかご自身の背丈を超えたお孫さんを見上げられ、その成長をたのもしくうれしく思っておられる様子がわかります。 (多田有花)

★藤の花見上げて歩くピクニック/髙橋句美子
晩春から初夏に移って行くころは藤の花が咲きそろいます。郊外へピクニックに出かければ、野生の藤が高木をよじのぼって高い枝先から藤色の花房を垂らしているのが見られます。 (多田有花)

★一斉に変わる夏服中学生/高橋秀之
私が通っていた中学校では、6月1日から夏服に変わり、色も霜降りになった。制服が少なくなった今でも、衣更えになると中学生は一斉に夏服に替える。夏到来を衣更えで表現されている。(廣田洋一)

★麦秋の車窓となりぬ近江富士/桑本栄太郎
★母偲び風炉の茶を立て供へけり/廣田洋一
★熟れ麦の香と水音へ一歩ずつ/柳原美知子

【入選14句】
★夏川をジープ疾走蒼き空
夏らしくて躍動感を感じる句です。蒼き空が清々しいです。 (髙橋句美子)

★煽らるる白き葉裏や若葉/桑本栄太郎
初夏になり、若葉が街を明るくしている。そんな時に少し気温が下がり風も強く若葉が葉裏を見せている。若葉風の季語が効いている。 (廣田洋一)

★初夏や苗並べ配置決めてゆく/祝恵子
野菜の苗を植える時、苗は等間隔に植えてゆく。間隔が狭すぎて広すぎてもうまく育たない。 (古田敬二)

★赤々とレッドロビンの若葉萌ゆ/多田有花
レッドロビンとは、ベニカナメモチとオオカナメモチの交配された園芸種である。真っ赤な燃えるような若葉が特徴であり、如何にも活力を覚える。近年生垣用として重宝され、遠くから見ればその真紅は何の花か?と思う程鮮やかである。(桑本栄太郎)

★牡丹咲く上野の山の晴れ渡り/廣田洋一
華やかに咲きそろった牡丹、その背後には晴れた五月の上野の山の景色があります。明るく清々しく、一点の曇りも無い素晴らしい一日の様子が浮かびます。 (多田有花)

★ランナーが逆さに走る池若葉/古田敬二
池に映る若葉の緑も美しく、水面の光に揺れるランナーの姿にも初夏の清々しさが感じられます。(柳原美知子)

★初蛙声する方に大きな沼/髙橋句美子
初蛙の鳴き声を聞きとめ、なにげなく通りすぎていた所に見つけた大きな沼。生き物への温かい視線に視界が広がっていきます。(柳原美知子)

★渓谷の空あおあおと苔清水/小口泰與
★新緑をより鮮やかに陽の光/高橋秀之
★新緑のなかに佇みオーベルジュ/多田有花
★葭切の騒ぎしあとの池静か/古田敬二
★牧水の歌碑校庭に五月来る/古田敬二
★球児らの声高鳴りて夏近し/西村友宏
★駅出れば旧知の友と初夏の風/西村友宏

■選者詠/高橋信之
★今日がありまた明日あると花蜜柑
花蜜柑の清々しい香りと可憐な白い花に出会い、初夏の明るい季節の喜びが感じられます。やがて青い実をつけ、蜜柑色のみのり、瀬戸内の海も想いだされる花蜜柑です。 (柳原美知子)

★夏朝日たしかな朝のよころびに
★くしゃみすることもわが夏の生活

■選者詠/高橋正子
★夕空の青く高かり風の薔薇
濃艶な花の姿を愛賞され、春秋に咲くもの、四季とともに咲くもの、色も形も多種多様で青空に映え、風によって甘い芳香も愛される素晴らしい花ですね。 (小口泰與)
風があってやや寒い日という印象を受けます。日が最も長い時期に入り、青空が長く残ります。その夕空の中に美しく咲いた薔薇の高貴な美しさが光ります。 (多田有花)

★裏町の花屋も母の日カーネーション
人通りの少ない裏町の花屋さんにもカーネーションの鉢や切り花が並び、母の日の華やぎに包まれて、ふと立ち寄ってみたくなります。(柳原美知子)

★路筋に薔薇のあふるる三丁目

■互選高点句
●最高点(6点)
★麦秋の車窓となりぬ近江富士/桑本栄太郎

※集計は、互選句をすべて一点としています。選者特選句も加算されています。
(集計/高橋正子)
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