8月6日(火)


晴れ。

かき氷匙に冷たさいや残り   正子
一片の雲に晩夏のきたりける  正子
向山緑疲れて蝉鳴かす     正子
鉢の水流れ出したる涼しさよ  正子
ベランダに光黄ばみて原爆忌  正子
暑に耐うる夕餉の魚焼き焦がし 正子

8月5日(月)


晴れ。台風8号、9号が近づく。遅くには雨の予報。

原爆忌が近づいた。向こうの山が疲れたような緑。晩夏。
原子炉と原爆は私は同じものと考える。広島県の小学6年生のときだったか、記憶はあいまいだが、東海村に原子炉が文明の進歩の象徴のように作られた。それを、小学校の玄関の黒板に、ニュース係として私は書いた記憶がある。

8月4日(日)


猛暑。
8月月例ネット句会の案内。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02d/

●「俳句添削教室に」若い人らしい句がある。よくぞ見つけてくれた。

●無印で文庫版型の手帳を4冊買う。俳句添削ノートとして使う。句美子、友宏用。

●元希に暑中見舞いの返事に紙の風鈴カードを贈る。吊るせば金属の棒が二本触れ合って鳴る。舌に「みんみんぜみ むこうの山で よくなくよ 正子」と書いた。孫には、俳句は推奨しないが、昔からの風流の習わしでしたためた。

8月1日(木)


表参道の伊藤病院へ。半年ごとの定期健診と薬をもらうため。
連日の猛暑のわりに、欅並木に覆われた歩道は、それほどの厚さではない。欅の幹は80センチくらいになっている。

帰り、北青山の紀伊国屋スーパーに寄る。胡麻たっぷりの大きな煎餅と本わらびもちを買う。
山陽堂で、『異邦人』(カミュ・窪田啓作訳・新潮文庫)、『変身』(カフカ・高橋義孝訳・新潮文庫)、
『長いお別れ』(レイモンド・チャンドラー・清水俊二訳・早川書房)を買う。

学生時代夏休みの読書と言えば、その薄い本のためのせいか、『異邦人』『変身』だ。今回もわが夏休みのために買った。薄い本とはいえ、一日で2冊読む気力はなくなった。『異邦人』の第2部、刑務所はよくわかる。その気分に染まりそうになる。その気分を救うのは、アルジェの美しい風景。ちょっと旅行してみたくなる。本当は、第2部がよくわかってはいけないのかもしれない。

●8月月例ネット句会投句ご案内●


●8月月例ネット句会投句ご案内●
①投句:当季雑詠(夏の句・秋の句)3句
②投句期間:2019年8月5日(月)午前6時~2019年8月11日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:8月11日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:8月12日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、8月12日(月)正午~8月15日(木)午後6時

○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之

7月22日(月)


曇り。朝はすこし涼しい。

●深夜便で久しぶりに歌丸さんの落語、「長命」。落語の案内は遠藤ふき子アナウンサー。遠藤アナウンサーはクラッシック音楽にも詳しいが、落語とクラッシック、趣味は通じる。小三治のまくらを集めたCDが出たが、まくらだけは、すばらしい。落語はずいぶん聞いたがクラッシックと同じで、有名なもの以外は、内容はよく知るが題名がこんがらがる。

●朝のラジオ、花園大学の佐々木閑氏教授の講演を途中から聞いた。理系の話もあって、ちょっと聞いてみたくなった。