晴れ。
珠のごとく晴れし青空寒紅梅 正子
やぶ椿畑を隔て木々隔て 正子
やぶ椿開ききらずにあまた咲き 正子
金の蕊をぴんと張りつめ寒椿 正子
寒中のしじまの一つ六畳間 正子
とっぷりと暮れてストーブの赤々燃え 正子
マウンドの丸みをあるく寒最中 正子
冬すみれ紫多く植えられし 正子
●書店のくじでバス旅行が当たる。南房総の濃溝の滝と浜焼き食べ放題。濃溝の滝はジブリみたいで幻想的で人気沸騰中とか。朝7時武蔵小杉出発、帰着午後7時とある。滝は魅力だけど、多分、行かない。7000円相当みたいだけど、図書券の方がよかったよ~。
●下田寿司からお誕生月サービスの案内。注文すれば、茶碗蒸しをサービスとのこと。
●ブレーカーを新しくしたばかりなのに、またダイニングルートの電気がつかない。1時間ばかりして自然に復旧。前と変わらす。原因不明。これで午前中は時間をつぶす。あきらめて信之先生を散歩に連れ出す。
●天気は上々。句会も近いし、久しぶりに信之先生を鯛ケ崎公園の丘へ。家を出るなり、どこか喫茶店はないかと。めったに歩かないので、わざと坂道を選ぶ。丘からは、みなとみらいのランドマークタワーが見える。道すがらのお屋敷に寒椿、また違うお屋敷の庭に紅梅。公園の上に藪椿。往復1時間程度。
●ちらし寿司を作る。句美子がふるさと納税でもらった杉のわっぱがあるのを思い出す。このわっぱ、秋には杉の匂いが強くて使えそうになかったが、匂いもかなり抜けて、これなら使えそう。用心のためにラップを敷いて寿司をいれる。
晴れ。
●アップルパイを焼く。黍砂糖で林檎を煮る。砂糖は目分量で入れたが、我ながら見事な甘み。パイ生地はコープのもの。職場の友人が訪ねてきたので出来立てを持って帰ってもらう。
●小1の孫の元希は、手紙が来るのを面白がって待っているらしいので、寒中見舞いの手紙を出す。
「寒中おみまいもうしあげます。北風がぴゅうぴゅうふくけど、元気ですごそうね。」と。漢字にはルビ。
ゆうびんごっこの遊び相手のようでもある。大人の方は、最近、寒中見舞いの葉書をだすことがなくなった。
雨、のち曇り。ときどき日差し。
●雨は雪になりそうだったが、昼から上がる。
●ダイニング経路のブレーカーを新しくする。去年の秋から数度、年末にも、この経路だけ、5時間から20分ぐらい、電気がつかなくなることがあった。一度電気屋さんが点検に来たが、なんでもないと言っていた。素人には、詳しいことは説明しない。しつこく聞くと、ブレーカーの感度が良すぎる、あるいは油煙で汚れている、あるいは古くなっている、のが原因らしい。
晴れ。寒の入。
●自由な投句箱の秀句とコメント。1日から5日まで。これは大事な仕事。
毎日、4人から5人が3句ずつ投句。熱心さだけではないと思われる。多分、継続は花冠という結社の力がある思う。わが結社の主宰はちっとも有名ではないが、結社としては、その意味とたがえずにいると思う。結社を否定する若者もいるが、結社の本当の意味を知らないと思う。マスコミの若い人も、知らないと思う。
晴れ。
●夜、NHKの9時からカペラ・アンドレア・バルカ管弦楽団の演奏を聞く。ピアノ協奏曲1番と5番皇帝。
ピアノは、アンドラーシュ・シフ。楽器のピアノはベーゼンドルファー。
演奏家が弾くのはスタインウェイしか知らなかった。シフが弾いたのは、ベーゼンドルファー。テレビの画面にピアノの名前が映し出されて、初めてそれがベーゼンドルファーであることを知った。聞きながら、携帯でベーゼンドルファーを検索。世界3大ピアノの一つ「ウィーンの至宝」と言われているそうだ。この音色に、特に高音に魅了された。シフが弾いてこその音色かも。オペラシティでの演奏だったが、ベーゼンドルファーはシフが持ってきたのかな、それとも、オペラシティにあるのかな。本日より、ベーゼンドルファーのファンに。このところ、わが身辺は、ウィーンづいている。
初めて知ることばかりだが、妻はかの有名なバイオリンニストの塩川悠子さんだと。アンコールに作品74番が弾かれたが、妻の祖国へのサービスかもと。
●シフのインタビューは、ベートーベンについてドイツ語で話した。ピアノの音色と同じように、単語の発音がクリアーで、たぶん文学的なせいもあるのだろう、私にもかなり多くの単語が理解できた。来週の日曜12日は、2番、3番、4番の演奏がある。12日夜は、句会の入選発表の仕事があるので、聞けるかどうか。
晴れ。
●原発性アルドステイン症を確定するための検査。朝10時から検査。薬を飲んで2時間、横に寝たまま。その間、15分おきに血圧測定、30分おきに血液検査。なんとこの検査薬一錠が6000円。2錠飲んだ。検査結果は、2週間後。たぶん、そうだろうとドクターの話。この病院2年ぐらい前に開院しているが、症例は私が二人目。高血圧症の5~10%がこの病気とのこと。
2時間横になっているだけなのに、血液を抜かれたせいか、ずいぶん疲れた。
●夕方からは、初出勤。