晴れ。また寒くなる。風が強い。
あと戻る寒さ白れんほころびぬ 正子
金柑の実に青空とちぎれ雲 正子
春キャベツ茹でてさみどり輝けり 正子
●2020年俳壇年鑑、俳壇4月号~3月号購読注文。
●春キャベツが手に入る。今夜はロールキャベツ。
明るくて深い 現代語による俳句を。よい生活から よい俳句を。
晴れ。また寒くなる。風が強い。
あと戻る寒さ白れんほころびぬ 正子
金柑の実に青空とちぎれ雲 正子
春キャベツ茹でてさみどり輝けり 正子
●2020年俳壇年鑑、俳壇4月号~3月号購読注文。
●春キャベツが手に入る。今夜はロールキャベツ。
一日小雨。
●ブックオフで時代物の『宗旦狐』(澤田ふじこ著)を買った。
井田病院の図書は、川崎市立図書館のもので、いろんな本が寄付され、なかでも時代小説は面白いものがある。髙橋義夫著の[『けんか茶屋お連』シリーズの『深川おんな祭り』がおもしろそうなので、信之先生の診察の待ち時間に読みかけたが、面白いところで、時間切れ。棚に戻したが、そんなのが、ブックオフにないかと出かけた。そのシリーズはなかったが、『宗旦狐』を買った。茶道にまつわる小話が12編。スリルがあるのは、お連の方。お連は深川、宗旦狐は京都が主に舞台。通りや町名からいろいろ景色が思い浮かぶ。
なんだかぼんやり思い出したが、信之先生の入院中に井田病院の本棚から取り出して読んだのも澤田ふじ子だったような気がする。たしか、『高瀬川女船歌』じゃなかったか。
平岩弓枝の時代小説、なんだったか忘れたが、読んだ記憶があるが、平岩弓枝は手慣れた文章の印象が残っている。
小雨。
●信之先生の定期検査に付き添い井田病院へ。
晴れ。
足もとより花の香立ちぬ春日向 正子
パンジーの香り満ち満つ衣を干すに 正子
●ベランダに出ると、花の匂いに包まれた。主には、パンジーの匂いだろう。プランターを減らそうと思いつつ、土の始末に困って、またパンジーや桜草、ストックの苗を思いついたとき買ってきて植えた。その花が咲いて、今朝の花の匂い。しかし、左目が花粉症らしい。
●句美子と友宏さんは、檀那寺のお坊さんの結婚式に呼ばれて出席。めずらしいこと。
●友人からメール、スーパーでお米が買えないので、コープに注文してもらえないかと言う依頼。オイルショックのときと同じようだ。オイルショックのときは、田舎暮らしだったので、知り合いには回すということで、回してもらえないのは、普段の付き合いが悪いからだという事態に遭遇した。
●確定申告を郵送。2月の初めごろからいろいろ書類を整えたが、3週間近くかかった。
●息子よりメール。何かあれば、すぐ連絡するようにと。今のところ何もなし。
<pan>
●3月月例ネット句会ご案内●
①投句:当季雑詠(春の句)3句
②投句期間:2020年3月2日(月)午前6時~2020年3月8日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:3月8日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:3月9日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、3月9日(月)正午~3月5日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之
晴れ。
春の日の電車マスクの色いろいろ 正子
●芝えびを見つけた。佐賀産。瀬戸内海の小海老と違うのかと思いつつ買った。食べると、少し水っぽいのかな、少々期待外れ。それとも瀬戸内の海老の味を忘れたか。春や秋にはちらしずしの具、夏にはそうめんの出汁で食べた。
●新型コロナ肺炎のために、元希の学校も休校になったとのこと。
偕成社の『二年生のイソップものがたり』、『二年生のグリム童話』、『二年生のアンデルセン童話』の3冊をお菓子などと一緒に宅急便で送った。これら、買った日には失敗したかなと思っていたが、昨夜読み通して、意外といいかもと思った。
●マスクが市場から消えてスーパーからトイレットぺーパーがなくなっている。企業は十分あるから冷静にと言っているが、実際店頭にないので、たちまち困る。噂やデマや買い占めに走る社会の脆弱なことを思う。噂やデマはどこから流のだろうか。
晴れ。
目に見えぬものに恐るる桜草 正子
春の日の恐れはウィルスも神も 正子
故郷のじゃこ天買いて春の日へ 正子
●確定申告の書類がほぼできた。
●新型コロナのために、来週から小中高校に首相の独断で休校要請。
●2週間バングラデッシュに帰国していた知人が、新型コロナの影響で空港でお土産を没収されたという。
晴れ。
初桜何さくらかと仰ぎ見つ 正子
あしあとのなんにもなくて初桜 正子
20年経ちて5句
桜つぼみ南禅寺までを歩きたり 正子
椿咲く法然院より南禅寺 正子
銀閣の砂を離れて椿落つ 正子
竹の秋そこよりはるか京の街 正子
三門にのぼりて見えし霞のみ 正子
●新型コロナウィルス肺炎感染拡大を防ぐため、今後2週間行事を中止、または縮小するよう、首相が要請。国立博物館も閉館。
●今日、表参道の伊藤病院の受診を予定していたが、新型コロナウィルス肺炎の感染がますますひろがり、また受診を延期。結局ひと月延期した。ちょうど開かれている明治神宮の展覧会、根津美術館の虎屋の雛飾りなど見ようと思っていたが残念なことに。
小雨。
2月も終わりに近づく。
花しきみ真言宗の仏たち 正子
春愁の脳のあたりに浮きてあり 正子
押し花のまんさく四弁花ちりちりに 正子
23日の日曜日だったか、テレビで京都の喫茶店のいろいろを見た。京都大学の北門の喫茶店。芸術的な雰囲気の喫茶店。芸子さんの立ち寄る喫茶店。これらの喫茶店を見ると京都がうらやましい。喫茶店さえ学生を育てっている。学生だけでなく人を育てている。文化は、そういうところで育まれていくんだろう。文化庁が京都に移るのは、どうかと思ったが、いいと思う。東京が空おそろしくさえ思える。
曇り。雨がふりそうな気配。
青く光り緊急電話や春の夜 正子
三椏の花に触れ見つバスを待つ 正子
バス発てり三椏の花を置き去りに 正子
沈丁花はじけ三椏の花はじけ 正子
馬酔木咲く花青白く花冷たく 正子
すみれ咲く屋敷の門は入りがたく 正子
川本皓嗣先生のことが気にかかりネットで調べる。
『日本詩歌の伝統』(1992年/岩波書店刊)には、信之先生の『比較俳句論序説』のP97以下を参考にした結論だという件がある。この本は、松山市立図書館でたまたま立ち読みしていて私が見つけた個所だ。
昨年9月に『俳諧の詩学』(岩波書店)を出されている。1939年大阪生まれ、住吉高校卒。東京大学教養学部フランス語科、イギリス語科へ、パリ大学留学などと、まだまだ。ご立派な経歴。今年80歳か81歳のご様子でなおも研究を続けておられる。関連著書や訳書を見ていて驚いた。
『アメリカ名詩選』編はありうることと思ったが、『フロスト対訳詩集』があって、ちょっとびっくり。この本が私の学生時代にあったらよかったのにとしきりに思った。私が卒業したのが、亀井勝一郎先生もっぱらだった1969年で、フロスト対訳詩集が出たのが1992年あたり。そのうち手にしよう。フロストの詩は俳句に似ているのだ。
ちょっと思い出したが、田舎の高校に通っていたころ、広島大学を卒業した新任の先生がよく来られた。教師の初めは田舎の高校からということなのだが、どの先生も熱心であられた。ちょうど、その先生と同じ年ではないだろうかと。