10月23日(日)

晴れ、夜中本気の雨。
●ネット短信N0.364発信。花冠No.368(1月号)の投句依頼。散文原稿「俳句と私」依頼。400字~800字程度。
●夕方句美子が来る。伊勢丹でクリスマス飾りを買って来てくれる。小鳥と涙雫型のガラス玉。円高のせいか、すごく高い、と言う。ざらで、1個3000円とも。
●『手袋の色』の「貝がら」の章を英訳したのを初めて見せる。乗り気になって、絵を入れようかとかいう。フォントがかわいいという。フォントは、アルファベットは、AR丸ゴシックの24point、日本語は20ポイント。肝心の英語は、やはり自分の俳句だけあって、思い入れがちがって、簡単に終わりそうにない。今日は、仮にここまでと言うことにした。句美子はもしかしたら、英語俳句を本気で読んだのは初めてかもしれない。
●夜、かぎ針でベストを編み始める。直線編みのベスト。合太の糸なので、延々と編むことになりそう。片づけが終わって編み始めたので、編んでいるうち時計の針が回って明け方4時半になっていた。

10月22日(土)

曇りのり晴れ。
●15年働いたパートタイムの仕事を辞めてちょうど1年経つ。いったいどのくらい給料をもらっていたのかエクセルに打ち込んで、給与明細は捨てることにした。打ち込んでいるとちょっとしたことが思い出されて、途中で嫌になったが、3日かかって今日打ち終わった。印刷してみると一目瞭然。はっきりして、気分がすっきりした。
●アップルパイを焼く。買っておいた早生ふじで焼いたので、レモン汁もシナモンも入れたけど、味が間抜けている。やっぱり、林檎が大事。
●月は細いのに明るくて夜の雲が白い。今日はオリオン座の流星群がみれるはずなのに雲が多くて、月が明るくて見れない。

10月21日(金)

晴れ
秋高し植えし花苗花まばら   正子
星飛ぶは遠き日のこと星見上ぐ 正子
キッチンの燈に輝いて新あずき 正子
●昨日買ってきたビオラの苗を植える。苗は買い時を逸して、生きはいいけれど、残りが少しだった。その中から欲をいわないで買った。売店の人の話では、花苗がでるのはこれからですよ、とのこと。植えてみれば、いい色合いになった。

10月20日(木)

快晴。
秋の星ビルの狭間の奥ふかく  正子
鉄橋も秋夕焼けに焼くるなり  正子
草の刈られ土の平らに虫鳴かせ 正子
●昨日の日が変わって洗濯機が洗濯をし終わったのが午前2時ごろ。干そうかな、どうしようかと思ったが、干すことにしてベランダに出た。東の空に大粒の星と3つ並んだ星が見つかる。なんだオリオン座か。オリオン座の中に星雲のような感じのものが感じられる。あそこに星雲があったかな、と思い、眼鏡と双眼鏡を持ち出してよく見たら、なにもなかった。ネットで午前2時の東の空を見ていたら、運よく21日から22日にオリオン座の流星群がピークを迎えるとあった。今夜、明日、明後日の午前2時が楽しみ。街のあかりで星が見えなくなっているが、午前2時ともなれば、小さい星も少し見えだす。秋になって空気が澄んできている。流星群はオリオン座とふたご座の間のあたりとのこと。

10月19日(水)

曇り
鵯の声縦横に雑木林      正子
真赤な実小鳥が運び木の実降る 正子
萩の花の冷たかりけり曇る空   正子
●整形外科へ。URの緑地を通る。近所で安心して歩けるところはここしかない。萩、どんぐり、白芙蓉。栃の葉が枯れ始める。鵯が自由気ままに鳴いたり飛んだりしている。

10月18日(火)

晴のち曇り
秋空へ焼きたてパンのぬくみ抱き   正子
ミシンの灯夜なべの手元を照らしくれ 正子
活けてある芒呆けてふくらかに    正子  
●ハート内科へ。新しくなった敬老パスを使って、バスを利用する。歩くのがいいと言われても、そんことは、どうでもいいことにする。帰り、アピタのポンパドールでパンを買う。運よく焼きたてが目の前に運ばれて来たので家にあるのに、つい買ってしまった。
●これも、アピタの100円ショップでバイヤステープを買う。夜の小さい時間に、鍋つかみを作るのに使った。出来上がりは、まあまあ。バイヤスの色味が少しよくない感じだけど許せるハンイ。

10月17日(月)

曇り
茸焼くたのしき遊びするように    正子
柚子胡椒うどんによく利き秋深む   正子
洋梨を画を選るように選びけり    正子
●俳句と政治は関係ないようで、ジャーナリズムに敏感な人が多いので、巡っては価値観とか、自由度とか、真実を追求する精神とか関係ある。安倍元首相が銃撃で亡くなって、旧統一教会が日本の政治に入り込んでいることがだんだんはっきりしてきているけれど、溜飲が下がるには程遠い。岸田首相になってみんなは少しはましになるだろうと思っていたが、全然。内閣の支持率は下がる一方。そこで出て来たのが旧統一教会に対して質問権を使うというもの。岸田首相には、今でしょ、と言いたい。村上誠一郎氏は、愛媛選出の国会議員で、おっしゃることはもっとも。国会議員が選挙にびくびくして仕事にならないようでは情けないと思います。

10月16日(日)

晴れ
秋高し花苗どれもきらきらと  正子
蕪の葉の袋はみ出す電車内   正子
新米の煮えたつ音の大きかり  正子
●今日から新米。新米を買うのにちょっと苦労。いつも買うお米は新米ではなく、新米は千葉産がほどんどか、買ってもいいかなと思う銘柄のは安すぎる。これも心配。米屋さんは日曜で休み。日吉の東急で買うことになった。お米を買ったあとセンター北へ。
●JAの直売所で里芋、蕪、ししとう、豊水、椎茸を買った。里芋はスーパーのとは全然違ってほくほく。里芋は絶対直売でないと。蕪がやわらかい。
●JAでは野菜よりも花苗に目が行った。ストック、ビオラ、アリッサムなど元気がよくてきらきらしている。あした買いに来よう。
●夕方句美子が来て、電子ピアノを呉れる話になった。「お母さんは紙のピアノで練習したんでしょ。」というので、びっくり。そんな話をしたかと。私が小学生の時は戦後。音楽の教科書に紙のピアノがついていた。88鍵ではなく60鍵ぐらいだったと思うが、学校でこの紙のピアノを机に広げて使っていた。ピアノについてはいろいろ思い出があるが、一番残念なのは横浜に引っ越すとき売ってしまったピアノ。アップライトだけど惜しかったなあ。

10月15日(土)

曇りのち晴れ。
●朝食は、独り、ビスケットとコーヒーとヨーグルト。土曜日なので、信之先生は起こさない。ビスケットをかじり、コーヒーを飲みながら俳壇11月号を読む。自分の不勉強に落胆する。だいたい自分は勉強が嫌いなのだと思った。いまさらここに書いている重要なことながらを勉強する気にならない。
勉強が嫌いなら詩人かというと、たしかに「君は詩人だ」とよく言われたが、自分が「詩人」である気もしない。自分が詩人になろうと思ったこともない。ただやたら過敏症にすぎないだけだ。これも人言われて知るだけだし。好きに暮らしていいじゃん、と。

10月14日(金)

曇り、ときどき小雨。
ラ・フランス熟れてほんとにすきな色 正子
ほっこりと大きな梨を二つ詰め    正子
どんぐりが落ちて小草の暖かし    正子
●電器店2件を回り、パソコンの下見をした。FujitsuかDellのどちらかにすることにした。新機の入れ替え中とのことで、値下げされた現品物もある。8GB intel i5,のDellが10万円を切っている。Fujutsuは8GB、inetel i3が13万円弱。やっぱりdell の方が値段のわりに性能がいいのだが、使ったことがない。迷う、、、。10月末までには決着を。
●「俳壇11月号」が届く。編集長は発行人の奥田さんがまだ兼ねておられる。11月号とあって菊の句がある。
菊咲けり陶淵明の菊咲けり  山口青邨
有る程の菊抛げ入れよ棺の中 漱石
 (大塚楠緒子への手向け)
特集「今、読み直す耕衣・静塔・綾子・五千石-没後25年」
特別企画「おくのそほ道333年、その地に遊ぶ」(前編)
の二つは、故人に学ぶ安心感を覚える。
●文学系YouTubeに初めて出会った。「スケザネ図書館」という。スケザネ氏と俳人の小津夜景氏の対談があった。対談ではないがほかの情報では、彼女3文字で俳句を作ろうとしている。俳句に575が必要なのかとも言っている。「これは俳句です。」と作った人が言えば俳句なのだ。そんな時代になっている。そのとき、なぜ、詩と言わないでわざわざ俳句を持ち出してくるのか、不思議だ。詩ではなく、俳句を作りたいからと言ってもよくわからない。賞をとる俳人ほど勝手なのだと思うほかない。勝っ手できるので俳句やってるんじゃなかろうかと。真面目人間は思ってしまう。