NEW8月15日(金)

曇り

●裏千家の千玄室さんが102歳で亡くなられた。今朝は玄室さんを悼むかのようにしばらく咲かなかった朝顔がたくさん咲いた。青ばかりなのに少しずつ色がちがっている。一番きれいな色のを切り取って、仏前に挿した。思いついてもう一輪切り、千玄室さんを偲んだ。なぜそうするかというと、私が20代のころ習っていたお茶の先生が、戦時中兵役で松山にきた千玄室さんをお世話されたと言う話を、ときどき話してくれていたので、親しみを感じていた。家元のお世話をしたり、県知事さんにお茶をたてたりする方は、よほど裏千家でも地位の高い方だったのだろうが、髪型も身なりは地味だった。凛とされていたが、派手さはまったくなかった。これが茶人というものかと印象に残っている。

●今日は2,3日そのままにしていた手紙の返事を書かねばならなかった。「リルケの詩にふれて、その俳句」に興味を示していただいたので、
少し、資料をそろえて手紙にいれた。今日投函すると、来週の火曜日以降に届くという。急ぎはしないが、以前に比べると遅すぎないか。以前は中二日おいて届いていたところが6日かかる。

NEW8月14日(木)

曇り

●ネット短信No.441を出し、花冠の新しいサイトを案内する。

●侑真君の世話に午後出かける。ちらし寿司を夕飯に持って行った。侑真君は予防注射を打って、部屋に入ったときはよく寝ていた。1か月会っていないうちにずいぶん大きくなって4か月半というのに9キロ近くなっている。くるくる寝返りをするようになっている。仕草も声も興味あることも男の子らしいもの。荒っぽく体をゆらすとケラケラ笑う。おみこしワッショイが一番好きらしいが、重くてとても上がらないと親が嘆いている

●7時前に帰って、花冠のブログの様子を見る。WordPress の使い方、少しずつ分かりかけている。何度もやっていれば、わかるだろう。

8月12日(火)

曇りときどき晴れ
●13日に非公開だったhttps://suien.ne.jp/を公開することになった。明日14日のネット短信で、会員に連絡するため、原稿を書いた。
会員以外の花冠の贈呈者には、葉書きで案内を出すつもり。急がないでいいでろう。

●明日墓参のため、きょうお花を買った。明日お墓へ持って行くよう伝えたら、ナイロン袋に水を入れてくれて、立てた状態ですずしいところに置く様に言われた。クーラーの聴いている部屋に吊るしておいた。明日はなるべく早くでかける。

●きょうは、体調が悪いのではと少し気になっていた方から、葉書きが届いて、安心した。この暑さでは、高齢者は何が起こっても不思議ではない。それでも涼しい風がかんじられるようになった。

8月9日(土)長崎原爆の日

曇り                                              秋立ちて百日紅の真紅なり   正子                  バイパスの信号待ちに花芙蓉  正子

●曇りで少し過ごしやすい気温になった。芙蓉や百日紅がよく咲いている。

●土曜日なので、近くの郵便局は休み。綱島郵便局まで歩いてゆうパックを出しに行く。胃腸炎のトラウマから外を歩くのに自信がなかったが、すこししのぎやすくなったので大丈夫だった。ただ、スーパーに寄ったりの寄り道はしないで、単に片道20分を往復しただけ。

8月3日(日)

晴れ

●正子の俳句日記の感想を電話でもらった。「こんな世の中でしょ。日記を読んでほっとする気持ちになった。」これは敬二さんの奥さんから。奥さんは俳句を作っておられない。それでも関心を持って読んでもらってありがたい。

●晃さんよりメール。今日の愛媛新聞に花冠の紹介記事が載り、次の句が採り上げられて
ミニトマト採り来て昼餉の皿豊か     古田 敬二
はつ夏やひめわたすげも風の旅     森下 朋子
老鶯に誘われ参る山の寺         土橋 みよ

●「ヴァレの四行詩」より
(三)
夕日まぶし葡萄畑の金色に  正子
夕翳のワインにありぬ葡萄園 正子

8月2日(土)

曇りのち晴れ

●今日は朝顔も百日草も咲かなかった。セキチクが一輪土にへばりつくように咲いた。 仏前の百日草がダリアのように咲いて やわらかいオールドピンクになった。種から蒔いた百日草だけに思い入れがある。

●花冠のブログに書き込み。コメント欄にも書き込み。使い勝手をためしてみる。

●午前買い物に日吉東急へ。お礼を送る。午後The Best of Schubert by Halidon を聞く。Halidon の Good Work!シューベルトの最高の音楽と銘打っている。シューベルトのスケルツォを初めて聞いた。5時間ほどのシューベルトの仕舞いはザ・グレート。このごろこればかり聞いている。

●リルケ「『果樹園』付ヴァレの四行詩36篇集」のヴァレの四行詩より

(一)小さな滝つ瀬
滝つ瀬の奔りてすずしき水まとい 正子
滝つ瀬の奔るや草香の春まとい  正子

(二)
中腹に置かれし地や家草若し

お知らせ

暑中お見舞い申し上げます。

髙橋正子の俳句日記をご愛読いただき、ありがとうございます。
このたびgoo blogサービスの終了にともない、本ブログを移転いたします。移転のため8月1日~8月15日までブログの更新をお休みいたします。 
新しいブログのアドレスは改めてお知らせいたしますので、再開をお待ちください。
                 2025年7月31日
                          髙橋正子

7月31日(木)

晴れ
小鳥らに茂みとなりぬ百日草   正子
みんみん蝉窓を開けてから鳴きぬ 正子
盆飾りの牛馬に苧殻の脚がつき  正子
 
●涼しい風が吹く。百日草が咲く。百日草は、丈が1mばかりに育って、一本に花が咲いた。蕾に色が見えて、つぎつぎ咲きそうだ。
 
●明日から花冠ブログを夏休みとするための、お知らせを各ブログに書き込む。
 
●ますみさんから自身のブログ移転が完了したとメールがある。
ますみさんの新しいブログのURLは、
https://suien30.hatenablog.com/
です。gooブログ終了までは、前ブログからリダイレクトで移るようです。

7月30日(水)

晴れ
 
●11時ごろのニュースで津波警報が出ているのを知った。一日中津波のニュース。朝8時ごろ、カムチャッカ半島付近で大きな地震があった。横浜でも30cmの津波が来ている。久慈港で1m30cmだった。海岸線を走る電車も運休、飛行機も欠航便がでている。
 
●『マルテの手記』が最後の章まで来た。8月中に読もうと計画していたが、読み終えた。だいたい内容が分かったので、またこの夏ゆっくり読めばいいだろう。『果樹園』を読書予定には入れていなかったが、これが入ったので、『マルテ』を読み終えたのは良かったかもしれない。
 
●「俳壇」8月号を美知子さん、晃さん、秀之さんが買ってくれた。他人の句を買ってまで読んでもらえるのはうれしい。感想をいただいた。
 
美知子さんから
ほうっと蛍わが吐く息をさらいけり 正子
は、リルケをおもわせて西洋詩のようで、誰も作らない俳句、と。
 
晃さんは感銘句を3句あげてくれた。
葉隠れに雲にならんと朴の花   正子
手の蛍放せば葦の葉にともる   正子
夕泣きの寝落ちしひまを梅雨の月 正子