10月18日(木)

★起きぬけの目にりんりんと曼珠沙華  正子
山里への旅の朝でしょうか。目を覚まして外に出て見ると群生した曼珠沙華が頂きに真赤な美しい花数個を輪状に咲かせ、そのり辺りを真赤に燃え立たせ、何か妖艶な感じありますね。まさにりんりんの景ですね。 (小口泰與)

○今日の俳句
嬬恋や窓いっぱいの星月夜/小口泰與
嬬恋の秋の夜は、もう寒さを覚えるほどであろう。窓いっぱいの星月夜に新たな感動が湧く。(高橋正子)

○秋の野芥子(アキノノゲシ)

[秋の野芥子/横浜日吉本町]

★丘に来て秋の野芥子は背高よ/高橋正子

アキノノゲシ(秋の野芥子、秋の野罌粟、学名: Lactuca indica)は、キク科アキノノゲシ属の一年草または二年草。和名は、春に咲くノゲシに似て、秋に咲くことから付けられた。高さ50~200cm。大柄だが柔らかく、全体につやがない。はじめは根出葉をロゼット状に出すが、やがて茎をたて、花序を出す。花期は8~12月。花は淡い黄色、直径2cmほどで舌状花だけでできている。種子はタンポポの綿毛を小さくしたような形をしている。東南アジア原産で、日本全土・朝鮮・中国・台湾・東南アジアに分布。稲作と共に日本へ渡って来た史前帰化植物。日当りの良い場所に生える。アキノノゲシには葉に切れ込みがあるが、切れ込みのない細い葉を持つものは、ホソバアキノノゲシ(学名: Lactuca indica f. indivisa)という。飼育するウサギの餌によく使われる。

◇生活する花たち「黄釣舟草・曼珠沙華・白曼珠沙華」(横浜・四季の森公園)


コメント

  1. 小口泰與
    2012年10月14日 9:20

    御礼
    高橋正子先生
    「星月夜」の句を高橋正子先生の10/18の俳句日記にお取り上げ頂き、素晴らしい句評を賜わり感謝申し上げます。有難う御座いました。

    ☆起きぬけの目にりんりんと曼珠沙華/高橋正子
     山里への旅の朝でしょうか。目を覚まして外に出て見ると群生した曼珠沙華が頂きに真赤な美しい花数個を輪状に咲かせ、そのり辺りを真赤に燃え立たせ、何か妖艶な感じありますね。まさにりんりんの景ですね。