7月14日(木)

★花芭蕉掌にはつつめぬほどの花  正子
大きくて奇怪な形の花です。両手を伸ばし触れようとしたのでしょうか。むろん手に包めないだけでなく、高すぎて届きもしないのです。自然に対する作者の好奇心、驚きの表情が伝わってきます。(小西 宏)

○今日の俳句
舟虫の巌走れば光る海/小西 宏
舟虫は、まるで一族であるかのように群れて行動する。巌をちりぢりに走る様は、夏の磯らしい。光る海には日差しの強さがある。(高橋正子)

◇生活する花たち「野萓草・藪萓草・藪萓草」(横浜・四季の森公園)


コメント

  1. 小西 宏
    2011年7月10日 21:30

    お礼
    高橋正子先生
    「舟虫の巌走れば光る海」を先生の俳句日記にお取り上げ下さり、たいへんありがとうございました。

  2. 小西 宏
    2011年7月10日 21:31

    鑑賞
    花芭蕉掌にはつつめぬほどの花  正子
    大きくて奇怪な形の花です。両手を伸ばし触れようとしたのでしょうか。むろん手に包めないだけでなく、高すぎて届きもしないのです。自然に対する作者の好奇心、驚きの表情が伝わってきます。