3月11日(金)

★蕎麦に摺る山葵のみどり春浅し   正子
山葵は日本原産の植物で、学名も植物の学名はWasabia japonicaというそうです。蕎麦や寿司にはかかせない香辛料です。鮫の皮で摺り下ろす蕎麦屋もありました。摩り下ろした時の花をつく香もいいですが、その緑もいいものです。清流にしか育たない山葵。その色にまだ浅い春の清流を想像されたのでしょうか。(古田敬二)

○今日の俳句
耕しに土の中なる根のさみどり/古田敬二
「耕し」は、春の季語。春になると、種まきの準備など、田畑を耕す。耕していると、土の中に白い根ではなく、さみどりの根があることに驚く。土の中にもすでに春の息吹がある。(高橋正子)

◇生活する花たち「梅・寒ざくら・菜の花」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 古田敬二
    2011年3月7日 9:52

    コメント
    蕎麦に摺る山葵のみどり春浅し

    山葵は日本原産の植物で、学名も植物の学名はWasabia japonicaというそうです。
    蕎麦や寿司にはかかせない香辛料です。
    鮫の皮で摺り下ろす蕎麦屋もありました。
    摩り下ろした時の花をつく香もいいですが、
    その緑もいいものです。
    清流にしか育たない山葵。その色にまだ浅い春の清流を想像されたのでしょうか。