★日にありて冬木の幹の白かがやく 正子
燦々と日差しを浴びて、枯れ木の樹皮が一際白く輝いている。すっかりと葉を落としてしまった枯れ木に、思わぬ美しさを発見した。こういう、つい見落としがちな光景に美しさを見い出していくことが、俳句には不可欠であるということを、改めて教えられた。自然を深く見つめるということを、肝に銘じたい。(山中啓輔)
○今日の俳句
園児らの聖歌ようやく整いぬ/山中啓輔
クリスマス会に歌うのだろうか。園児たちも聖歌の練習に励んで、ようやく、歌声もそろってまとまってきた。「ようやく整いぬ」に、園児のほほえましさ、作者のあたたかさが読みとれる。(高橋正子)
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燦々と日差しを浴びて、枯れ木の樹皮が一際白く輝いている。すっかりと葉を落としてしまった枯れ木に、思わぬ美しさを発見した。こういう、つい見落としがちな光景に美しさを見い出していくことが、俳句には不可欠であるということを、改めて教えられた。自然を深く見つめるということを、肝に銘じたい。