曇時々晴
俳句
コーヒーに水の旨味よ花の朝 正子
自解:この句は、愛媛県久万高原町にある久万中学校での作。映画のロケにも使われた木造校舎。この校長室でいただいたコーヒー。窓には桜が咲き満ち、ひんやりとした山の朝の空気。出されたのは、インスタントコーヒーだが、おいしかったこと。水の旨みを実感した。
○全国俳誌協会の俳句コンクールの正子選30句を郵送。
○今日の俳句
一山の花明りして暮れゆけり/藤田洋子
一山が桜の花で見事であるが、暮れてゆくときは、花の色が発光するようように暮れ残る。「花明かり」にある華やかさと寂しさの混じった抒情がよく詠まれている。
○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/
コメント
お礼
正子先生、「花明り」の句を取り上げていただきありがとうございます。近くの西山の光景ですがこのように深く鑑賞していただきあらためて嬉しく思います。
ここ数日、お堀の桜もほころび始めました。四月の花冠フェスティバル、久しぶりのご来県とても楽しみにしています。時節柄くれぐれもご自愛ください。
お暮らしの中の身近な花の自然な美しさ、素敵ですね。心楽しませていただきありがとうございます。
洋子さんへ
お訪ねいただき、ありがとうございます。松山の桜が楽しみです。こちらの桜もようやく蕾が解け始めました。花冠フェスティバルでは、いろいろお世話になりますが、よろしくお願いいたします。