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コメント
自由な投句箱
★青芝をざっくり抉る五番アイアン
★青芝にごろ寝をしたる昼の月
★青芝に伏して開きし万葉集
自由な投句箱
★緑蔭の風を抜け居り散歩道
★弁慶と想う頭巾や山法師
★夏茱萸や想い出遠き母の胸
自由な投句箱
★省エネの机に立てし団扇かな
★旅先の風蘇る団扇の絵
★縁の字の団扇貰ひて結ぶ縁
自由な投句箱
★麦刈りて赤城鍋割山(なべわり)くっきりと
★水打って横丁の灯のつきにける
★柿若葉異国の人の働き場
自由な投句箱
<箱根三句>
濡れそぼつ箱根神社のしゃがの花
芦ノ湖のほとり石楠花雨受けて
皐月咲く駅伝コース終着点
自由な投句箱
★草刈のエンジン高く目覚めけり
★子すずめの降り立ち低き飛翔かな
★乙女等のうつむきながら栗の花
自由な投句箱
<箱根吟遊三句>
新緑の箱根連山望む宿
山若葉近しく個室露天風呂
風呂あがりのベリージュースや夏の宵
自由な投句箱
★膏薬を貼りたる妻の袋掛
★激流へカヌー競技の学生等
★千曲川(ちくま)へと天守台より草矢かな
自由な投句箱
★クーラーのフィルター掃除厨かな
★サバンナにライオン探し冷房車
★昼寝時クーラー止めて一人なり
自由な投句箱
★蚯蚓出で干乾びいたる舗道かな
★川べりの地道歩めり草いきれ
★栴檀の花の憂いや夕風に
自由な投句箱
<箱根吟遊三句>
山菜をのせし穴子の身の白し
伊勢海老のゆるり出てくる夏料理
箸休め黒ごま豆富の冷奴
自由な投句箱
★白さつき一片赤く咲きにけり
★白さつき庭の明るさ増しにけり
★道の端夜目にも白きさつきかな
自由な投句箱
★回廊を素足になりて歩みたし
★広縁の端居に居れる傘寿かな
★釣厭きて石を枕の昼寝かな
自由な投句箱
★真夏日の犬の舌垂れ散歩かな
★下校子のすぐに取りつくたはら茱萸
★夕風の匂う川辺や花樗
自由な投句箱
<箱根吟遊三句>
山菜をのせし穴子の身の白し
伊勢海老のゆるり出てくる夏料理
箸休め黒ごま豆富の冷奴
自由な投句箱
★短夜や飲み屋横丁遠まわり
★葉の上に我が物顔の雨蛙
★はんざきや大正ロマン知りたるか
Unknown
自由な投句箱
*桜島煙も上げず若葉風
*紫陽花の白き手鞠や池の端
*夏空に示現流稽古の乙女かな
自由な投句箱
★信号を待つて片蔭欲しかりき
★夏きざす避けてよけても日差しかな
<保津川下りの舟運び>
★夏きざす舟運びたるトラックに
自由な投句箱
★鮎釣や赤城は蒼く暁にける
★ほととぎす鳴きなき飛ぶよ白駒湖
★鳴き競う八千穂の里の時鳥
自由な投句箱
<箱根吟遊三句>
相州牛焼いて地ビールもう一杯
はつ夏のかやく御飯に熱きお茶
笑顔にて締める五月の懐石を
自由な投句箱
★来てみれば今日は実もあり花蜜柑
★つる薔薇の赤き垣根や図書館に
★夕風や垣根に暗く鉄線咲く
自由な投句箱
★特攻の母麗しき五月風
★口惜しやあたら散りたる知覧の桜
★知覧の里赤く輝く桜の実
訂正のお願い
5/26の投句
★鮎釣や赤城は蒼く暁にける→「鮎釣や赤城は蒼く明にける」に訂正をお願い致します。
自由な投句箱
★白樺の綾なす木木や閑古鳥
★郭公や牧の朝餉は山羊の乳
★煙立つ朝の山小屋青葉木寃
自由な投句箱
<箱根吟遊三句>
熱帯魚シャンパングラス傾ける
快晴の五月の朝の露天風呂
朝食にまた舌鼓窓若葉
自由な投句箱
★妹に宛てし特攻遺書や若葉風
★知覧新茶兵も飲みしか三角兵舎
★開聞岳越えて特攻桜の実
自由な投句箱
★鴨川の風に張りたりよしず茶屋
★せせらぎの涼風生るる高瀬川
★めまとひを払い歩める川辺かな
自由な投句箱
★青葉木寃ボート漕ぎ出づ若人等
★花寺と呼ばれし寺や九輪草
★老鶯や渓流釣の人まれに
自由な投句箱
<箱根三句>
ゆったりと過ごす若葉の宿の朝
ロープウェイ若葉の谷を越えてゆく
大涌谷噴気盛んに聖五月
自由な投句箱
★日を浴びて色透き通る立葵
★日を仰ぎ咲き登りたる立葵
★咲き上る葵の花や梅雨未だ
自由な投句箱
<箱根三句>
天清和むけば真白き黒たまご
新緑をケーブルカーがすれ違う
身をよじり電車夏めく山をゆく
自由な投句箱
★葭切や利根川(とね)はゆったり地を這いし
★仏壇へ朝の勤めや日日草
★早う行け三光鳥の声の森
自由な投句箱
★そよそよと青葉奏でる風の詩
★公園の青葉の中の子らの声
★バスを待つ子らに優しく青葉風
自由な投句箱
★川べりの地道歩むや草いきれ
★青蘆の水面見えざる壁の丈
★多佳子忌の男子厨房入り浸し
自由な投句箱
★沼の面へ朝日差しけり時鳥
★上州は鶴舞うかたち麦の波
★若竹や湖の白波育ちける
自由な投句箱
<箱根登山鉄道三句>
登山電車スイッチバックの山若葉
新緑の鉄橋出山信号場
トンネルの闇を抜ければ新樹光
自由な投句箱
★蟻の列辿れる先に虫の骸
★何事か教へ合ひける蟻の道
★いつの間に出口増えたり蟻の道
自由な投句箱
★昇り来る朝のつぼみや立葵
★壁となり水面見えざり蘆茂る
★青蘆や手網を持ちたる子等の声
自由な投句箱
<小田原城三句>
カラー咲く報徳神社の金次郎
噴水や令和を祝う幟あり
蓮の葉が濠埋めている小田原城
自由な投句箱
★雨上がり軽々引きし庭の土
★強き日に帽子かぶりて草むしり
★草ひきて戸惑ひ走るだんご虫
自由な投句箱
★渓流の岸辺の淀み黒揚羽
★あかあかと日は天上や一夜酒
★一夜にて蟻の門渡り草野球
自由な投句箱
★木洩れ日の風誘い居り若楓
★紅白の薔薇の風吹く窓辺かな
★蜘蛛の囲の大樹の空に浮かびけり
自由な投句箱
★植樹祭行幸仰ぐ青葉風
★初行幸若葉光れる植樹祭
★夏空にお言葉流れ初行幸
自由な投句箱
★渓流の岸辺の淀み黒揚羽
★桷咲くや魚のライズの駒出池
★一夜にて蟻の門渡り草野球
自由な投句箱
<小田原城三句>
天守へと向かう人々薄暑かな
仰ぎ見る天守は良けれ夏きざす
オレンジの僧衣初夏の天守より
自由な投句箱
★緑陰となりし大樹やバス通り
★ラッパ吹く少女川辺や風薫る
★六月の入日茜や峰の奥