晴れ
裸木となりし銀杏に芽が太り 正子
グランドへ飛び込む枯木の鵯は 正子
林檎煮て林檎の匂いの台所 正子
●大垣市の「奥の細道むすびの地記念館」の「共鳴」に「一章に心落ちゆく夜の秋 髙橋正子」(No.372 1月号)が掲載される。この句は自分では大切にしたい句なので、採用されて単純にうれしい。よく採ってくれたと感謝。
●中学の同級生から電話。花冠とお礼の手紙を送ったのが届いて電話をくれたのかと思いきや、そうではないとのこと。彼女も俳句を作っていたけれど、みんな10年選手なので、落ちこぼれて止めたとか、冗談交じりに話してくれた。みんな人生一通りの経験をしていることなどは話してくれた。
石州和紙を漉いている人にひとめぼれされ嫁いだ友達のことも聞いた。ご主人がブータンに紙漉きの指導に行き、帰国してから、国王夫妻から夫婦で招待されブータンに行ったとか。他にも病に病を重ねている友人とか、癌で10年も苦しんで亡くなった才媛の友人とかの話も出た。元気だろうとか、人生順調だろうとか思っていた友人がそうではなかったり、人生複雑。
そう思うと、私など少々薬は飲んでいるものの、普通に歩けて、普通に元気なのは稀かも。帰省中に会ったときは、「言葉は悪いけど、残った者勝ちよ。」と実感から言っていたが、実際そういえばそういうことになる。
●子供のケープがあと少しで出来上がる。少し解いてやり直したので、今日できる予定が明日になりそう。編んでみると糸だけの時より、かわいい感じになった。
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