曇り
大根を抜きし畑に大根買う 正子
白菜をどっかと立てて売りいたり 正子
寒キャベツ緑いきいき大きな葉 正子
●焼き鳥の注文を娘より受けた。理由はお母さんは焼き鳥が上手だとか。それは知らなかった。子どもが小さい時、子ども俳句会の催しで、母親たちと焼き鳥を焼いて子どもたちに提供したことがある。食べた後の串が山とできた。よほど美味しかったと見える。「ネギマ」は確かに美味しい。子どものころ上級生が畑から抜いた葱を焚火に入れればおしいとやって見せてくれた。実際、葱の産地の人はこれがおいしいという。上級生はそんなことどこで知ったのか、今もって不思議。葱がおいしい季節。
●きのう、郵便局へゆうバックを出しに行ったかえり、畑で野菜の直売をしていた。行列ができていて、並ぼうか迷ったが並んで待った。私の順番がきたとき、ほどんど野菜はなかったが、大根2本とさつまいも一個を買った。それだけで重い。大根1本は暮れにたくさん水仙をもらったお返しにするつもり。帰り道なので渡すと、野菜高のおりに嬉しいと喜ばれた。
そのまま帰っていると、民生員の男性に出会った。娘に言わせると民生員さんは私の保護観察員だという。挨拶は「大丈夫です。元気にしてます。」になる。笑っていたが、老人会の体操の世話に出かけるところだとか。思えば、民生委員の彼も、水仙をくれた彼女も立ち話を言えば、二人とも昔登った山の話と、育てている薔薇の話。たまに、彼女は甕に飼っている目高の話。薔薇時には薔薇をどっさり切ってくれる。水仙時には水仙を香りごとくれる。花をくれるよき隣人かな。
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