1月13日(月)成人の日

晴れ
●1月ネット句会の入賞発表。正午の発表時間が1時半にずれた。
●モーツァルトのピアノソナタを今日はマリア・ジョアン・ピレシュで聞いた。ピアノの音色がスタンウェイの感じ。最近のピアニストの音色はよく似ている。聞きながらリルケを読むとよく読める。速くではなく深く。聞きながら眠ってはっと目が覚めることが多くなっている。

●夕方日吉の街へ、金蔵寺の横の山路から普通部のグランドを回って歩いて行った。街で用事を済ませ、東急に入るとそろいも揃ってコートを着た青年たちが、二三人グループになって歩いている。卒業式にしては早いのにと思いつつ歩いていて、帰りの坂道で軽い交通事故か、警官が男性に「今日は成人式だからな・・」と話しながらメモを取っている場に遭った。今日は成人の日。
東急では、便箋やはがき、のし袋を色々見たかったので丸善と文具店に行った。丸善で俳句が書けそうな越前和紙の葉書を見つけた。3枚セット。菜の花と桜の紙雛の画が目にはいった。節分の緑の鬼が大口をあけたのとか。何種類か買いたいので次に来た時買うことにした。また、本の補修用のテープと、本当に大げさでなく何十年も探していたぺーパーファスナーという紙を本のように綴じるものを見つけた。こんな簡単なものがこれまでなかったなんて。
アメリカの俳人たちはぺーバーファスナーで綴じた句集を送ってくることも、鋲で留めたものを送ってくることもあった。ごく簡単には籤(ひご)のようなものを穴に通して綴じただけの句集さえあった。彼らの句集ははじめは手作り。何部作るのか知らないが、そんなに多くはないだろう。

とりあえずは、昨日作った「リルケ ノート」を綴じた。5組セットで187円。手ごろな値段なのになぜ今までなかったのかと。パソコンで印刷したものを本の状態にして綴じるのに、しっかりしていて取り外し自由なのでいいのだ。コピー用紙150枚が綴じれる。

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