11月8日(金)

晴れたり、曇ったり
夕鵙は出でしばかりの月へ鳴く   正子
夕鵙は月へ帰るか鳴き止みぬ    正子
竹林の端の空暮れ鵙鳴けり     正子

●昨日、神宮館の暦を買ってきたので、今日は、テンプレートを使って来年のカレンダーを作った。二十四節季や俳句の行事、家の予定を前もって書き込めるなど、便利がよい。これに味をしめている。A4の大きさも大きすぎずよい。ひとり暮らしにはこれで足りる。

●墓地の管理事務所に来年の法事の予約を入れた。油断して忘れるところであった。お花は今年は洋花だったので、来年は和花にしてもらった。干菓子と果物も頼んだ。

●昨日が立冬だったので、朝冷える感じがする。昨日は丘を越え緑道を通り、日吉まで行ったので、一万歩を越えていた。

今朝は、小鳥のいるところを探して歩いたが、ひよどりぐらいしかいない。ところが、まさかのことに墓地の囲いになかに鶫がいた。鶫がいるとは思わないから、ただ歩いていたら、急に鶫が飛び立った。白と茶色のまだらが目に残る。ようやく渡ってきたところだろう。 

鯛ヶ崎公園の竹林の裾に、公園で見られる小鳥の看板がある。鶫とほおじろをまだ見ていなかった。見たいとは思っていたが、なかなか会えなかった。今日は偶然といえる。公園の上手の樹に巣箱がかかっている。多分、四十雀が入るのだろうとしばらく眺めていた。待っている間もなく、四十雀が飛んで来て巣箱の上に止った。中に入りかけて、入らない。この巣箱は、竹林の近くの樹に掛けていたのを、移動したのではないかと思えた。この森に巣箱がひとつだけ、とういのも面白い。小鳥を見るには、森に入って小鳥が来るのを待っていなければいけない。自分が森に溶け込んで、人の気配を失くしたときに小鳥がやってくることに気づいた。                                                                                                                                                                                                 

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